先日、秋葉原いってきた時、ヨドバシで3Dテレビの展示がされていました。結構な賑わいでしたが、ちょっとすいた時に、某メーカーのTVを見させて頂きました。
プロゴルファー石川の映像でした。まさに、打ったボールが目の前に、バンカーショットでは砂が目の前に舞う、といった感じで、かなりの迫力のある映像でした。
これを家庭向けに売り出すということですが、どんなもんでしょうか。過去にも3Dテレビを開発、売り出した時期があったのを、知っている人は知っていると思います。
その時は、開発度合いも未熟で、見ていると疲れるといった事もあり、ほとんど不発、いや失敗作として消えていきました。
今回の火付け役は勿論、3D映画「アバター」の超大ヒットです。私もみました。衰退していく映画産業をいっきに盛り上げる可能性が高いと思いました。CG技術のみならず、3D技術は洗練され、ディズニーなどテーマパークでしかみれない短編3D映像から、いっきに世の中に広がりを見せました。
すると、すぐにそれを需要の起爆剤にしたがる家電業界(ゲームでも3D版DSが出るようですが)。
結論、3Dが主体のテレビは家庭では普及しないと思います。従来のテレビに付加機能をつけて高単価を維持するといった従来の商品戦略の一環にすぎず、3D機能を不可したテレビを出すだけです。
3Dが主体とならないのは、
「専用メガネが必要」、「横になっては見れない」、「長時間は見れない(疲れる)」が理由です。
家庭内では、「楽な姿勢で寛ぐ」、「いつでも、好きなときに」、「ストレスを感じさせない」が必須の条件です。
それを満たせない3Dテレビは、メインの映像にはなりません。
プロジェクション(投影型)テレビも、かなり昔から売り出されていますが、一部のマニアが技術の進化とともに購入しているだけで、普及というところまではいってません。「スクリーンを用意するのがめんどくさい」、「すぐに見れない」、「画質が悪い」、「割高」が主な理由でしょう。
3Dテレビは綺麗だし、今までにない感覚が楽しめるという点で、意味のある新製品だとは思いますが、主体にはなりません。効果を発揮するジャンルもSFやスポーツなどだけです。
殆ど使わない新機能ってよくあると思いますが、結局、その一つになるのだと思います。
カラー化、平面化、横長化、薄型化、大型化といった進化を続けているテレビですが、3D化はその流れとは違うでしょうね。
短時間の中で、姿勢を良くし、社交的な場でもある映画館の特徴であってほしいものです。
ハリウッドの方々、とりわけ映画館経営の方々は、複雑な思いを持っているのではないでしょうか。(まぁ、今はMAにより複合経営が主体で、映画館単独という経営はそれほどないと思いますが)
家庭内で3D本来の迫力を感じず、評判も風化し、飽きが到来、映画館でも3Dが主体でなくなることは避けてほしいな、と思うこの頃です。
ちなみに、うちでは買いませんね。。。