My Chemical Romance - The Black Parade
- マイ・ケミカル・ロマンス
- ザ・ブラック・パレード(初回限定盤)
1. The End. | |
2. Dead! | |
3. This Is How I Disappear | |
4. The Sharpest Lives | |
5. Welcome To The Black Parade | |
6. I Don't Love You | |
7. House Of Wolves | |
8. Cancer | |
9. Mama | |
10. Sleep | |
11. Teenagers | |
12. Disenchanted | |
13. Famous Last Words |
前作「Swwt Revenge」の大ヒット、プラチナディスク獲得。
スクリーモバンドとして人気を博したMy Chemical Romanceがとんでもない大作をひっさげて帰ってきた。
今作はGreen Dayを手がけるロブ・キャバロ氏をプロデューサーに迎え、
以前のようなスクリームはほとんどなくなりパンク色が強く時折ポップなかわいさも見え隠れするサウンドに変貌。
そしてピアノを巧みに使いロックオペラと表するようなドラマチックな曲の展開を織り成す。
「死を迎えに来るパレード」をコンセプトととして、
一貫性があるアルバムにできあがっている。
うまく説明できないが、どの曲を聞いても確かに「死を迎えに来るパレード」という絵が想像できるのだ。
#1「THE END」というタイトルでまさに最後にふさわしいような曲からこのアルバムは始まる。
そこからポップな「Dead!」に入る流れは見事。
ここまでうまくつながるなんて。
個人的にはアジカンの君繋ファイブエムの#1、2の繋がり以来のうまいつながり。
そして何と言ってもこのアルバムの核となっている#5「Welcome To The Black Parde」だ。
以前も書いたように、壮大で、激しく美しい。
QUEEN「ボヘミアン・ラプソディ」を彷彿とするドラマチックな展開。
今年を代表する一曲といっても言い過ぎではないだろう。
それにしてもボーカル・ジェラルドの声はどんな曲調にもよくあう。
ノリノリなポップな#2、#11から壮大な#5、ミドルテンポの#6、エモい#8までしっかり歌い上げる。
生粋のスクリーモファンでスクリーモを期待していた人は肩透かしをくらったかもしれない。
けれど、これはいい意味で期待を大きく裏切った。
まさかこんな進化をするなんて!
My Chemical Romance - The Black Parade
年末に洋楽で今年1番のアルバムに出会ってしまった。
★これらのアーティストが好きな人はこの作品も気に入る!・・・はず★
◎Hoobastank
○Green Day
△Lostprophets