TYUNK - TYUNX
- TYUNK, Gogaonkyo
- TYUNX
- 1.Magical
2.Gooseman
3.Guiding Star
4.Moondance
えー、なんかやっぱり、違うなぁ。
正直、がっかりというかやるせないというか。
ご存知超モンスターバンド、Hi-STANDARDのフロントマン難波章浩が満を持して始動させた
ソロプロジェクト、TYUNK。その音楽はHi-STANDARDとは打って変わって打ち込みやデジタルを
いれたダンスミュージック。
サウンドスタイルの変更は別に珍しい話ではない。マッドカプセルのデジロックへの移行、Dragon AshのHIPHOP化・打ち込みの取り入れ、スケボーキング、Husking Beeのイッソンのソロなど、
アーティスト自身がいろんな事にチャレンジしたいという気持ちはそりゃ当然あるわけでその中で
音楽性がガラッと変わったり、ファンの賛否両論があったり、メンバー間で意見の相違がでてきて解散、
なんてこともあるだろう。
だけどこのTYUNKはあくまで「ハイスタ難波のソロ!」として世に出てきたものであり、ファン層は明らかにパンク・キッズ達。あえてその中でどれだけ自分のやってることが認められるかという難波氏のチャレンジだとは思うが、ハイスタと180度違う音楽をやるには今までハイスタの成してきた功績があまりにも大きすぎた。それゆえ、これは「難波だから」という冠なしでは評価されないものだと思う。
「難波だから、買った」「難波だから、いいと思う」等、単純にこの音楽が評価されているのかは難しいところだ。
けれど、音自体はそれほど悪いものじゃないと思う。一番残念なのは、声(ボーカル)がほとんど入ってないところ。難波氏のボーカルが好きだった僕にとってはインスト、もしくはBGMチックな所が残念でならない。
#3「Guiding Star」だけは聞いていてのれるけど、他はちょっときつい。
#4「Moondance」なんか長すぎて途中でやめてしまう。
ダンスミュージックへの移行を反対はしない。でも、どーせならダンサブルロックにしてほしかった。
DOPING PANDA、the band apartのようなサウンドがよかった。
これからは・・・どーなるんでしょ。
イチ難波ファンとしての勝手な意見でした。