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ぼくが幼少時代過ごしたところは,厳冬の北海道の田舎町,そこの社宅(長屋)だった
その長屋の裏に一本のポプラが空に向かってそびえ立っていた
夏になるとそのポプラから毛虫がパラパラと降り落ちてくる
ぼくの母はそのたびに,キャーッだかギャーッだか忘れたけど奇声を上げ,大騒ぎになったことを思い出す
ぼくにとってポプラはそのくらい当り前なものだった
今は札幌の北大構内にあるポプラ並木が有名だが,あの程度のポプラ並木はどこでもあったような気がする
そして,先日あるところでポプラ並木を見た
そのポプラ並木は北海道を彷彿とさせる姿を醸し出していた
いま一度,北海道の幼少時代を思い出してしまったのである