Falling Downを観て

長岡に美味しいシュークリーム屋さんがある。そこのシュークリーム屋さん，2月はお客様感謝月のようでThank You. の語呂合わせで一個39円，税込みで41円で売っている。2月に入った頃から会社内ではその噂で持ちきりだったが，今日遂に大先輩のYさんとTIさんが20分並んで買ってきた。御相伴に預かったわけだけど，美味しかったです。ありがとうございました。
さて，帰宅してから"Falling Down"という映画を観た。観ている間にぼくは狂ってるとか狂気だとか少なくとも百回以上は叫んだのではないかと思うくらい狂っていた。狂っているのはMichael Douglasで社会の全てのことに対してブチ切れしてしまう。カンニング竹山どころの騒ぎじゃない。渋滞に巻き込まれてブチ切れていちゃもんつけられてブチ切れ，ハンバーガーショップでブチ切れ，軍流し店でブチ切れ，ゴルフ場でブチ切れ，ありとあらゆるところでブチ切れまくる。見ているぼくはただ唖然としてしまうのだ。
狂気を演技させたらたまらない人が他にもいる。Robert De Niroだ。その中で"The Fan"はプロ野球選手のストーカーを演じていた。
話をFallingDownに戻すが，この主人公は妻や娘にDVを行っていたわけではない。ただ，妻が夫の内にある狂気を見抜いていたのだ。夫は軍需産業のエンジニアをしていたがそこをクビになる。もともと几帳面な性格なので，クビになっても朝家を出る。そのうち内に秘めた狂気がだんだんと顔を覗かせて来る…恐ろしいけど，面白い。日本映画では純愛物はいけるけど，こういった類の映画は描けないなあとついつい思ってしまうのであった。