昨日は仕事の途中で会社を抜け出し免許更新に行ったが,今日も辛い外仕事をしないために日中ずっと「ヒヤリ体験報告」の講習会に参加してた。参加者は凡そ50人位いた。昨日の免許更新時講習でも今日のヒヤリ講習でも出てきたのが,ハインリッヒの法則 1:29:300というやつだ。ひとつの重大災害が起こるときには29の軽微の事故があり,300もの隠れたヒヤリがあるという法則だ。ぼくらのような現場作業従事者は(そう云いながら最近殆ど現場に出てないが…)年間最低4件のヒヤリ体験報告を提出するように義務付けられている。この報告を書くのがなかなか苦痛なのだ。ぼくのように文を作成する技量に秀でた人でも(ほんと?)苦痛なのに文章すら作ったことがないような人間にはたまったものじゃないと思う。実際何を書いてるか意味不明な報告もいっぱいあり読むのが苦痛になってくる。だからぼくはこのブログというか日記で,文章を作る訓練をしているのだ。
さて,年明け早々から不二家の事件で世の中大騒ぎになっている。そもそも数年前に起こった雪印のときは解体的な出直しを強いられたのに,そのとき同じ食品メーカである不二家は何を見聞きしていたのだろう?経営陣のコンプライアンスの欠如というのは致命的だ。
そんな中,昨日の午前の一服時あまりにも腹が減ってきたので,会社の冷蔵庫の中にあった不二家の袋詰めチョコレートを3粒ほど食べた。不二家のどこかの工場長が「病弱な子供,老人が食っても腹を壊す程度で死ぬことはない」らしき発言をして顰蹙を買っていたが,そういう事はたとえ思っていても口に出すべきじゃなく,じっと耐えるのが大人だろ!まったくもって世の中のイロハを解っていない。
で,チョコレートの話に戻るが,もちろんその後の体調は至って順調,腹痛も起こしていない。考えてみたら,ぼくのアパートの冷蔵庫の中はその殆どが賞味期限切れのものばかりだ。それを全部捨ててしまったらそれこそ生活して行けなくなり,最後には餓死してしまう。経済的にもそんな賞味期限切れを捨てる余裕なんかありはしない。ぼくが特別なわけじゃなく,殆どの一般家庭がそうだと思う。ただ,今日になって発覚したお菓子の中に虫が入っていたと言うのは,さすがのぼくもお客様コールセンターに電話して文句を言ったと思う。
何を言いたいのか解らなくなってきたな…と・とにかく,自分の責任で賞味期限切れになったものは自己責任で美味しく戴くけど,食品会社はやはり法令順守と安心を消費者に提供しないと,会社がなくなってしまうということだ。