言語の定義例 | spin on the RITZ

言語の定義例

BECCAのI'm Alive を聴きながら手元の資料に目を通す(youtubeが別窓で開くよ!)


記号列xにおいて、xR = xを満たすものと回文と呼ぶ。
L = { x | x ∈Σ* , xR = x}

回文の再起的定義を書きなさい

【解】
(1),εは回文である。
(2),x ∈Σ*が回文なら、任意のa ∈Σに対して、axaは回文である。
(3),上の(1),(2)で定義される記号列のみが回文である。

この解は正しいか?



正しくない。多分・・・

Σ = { a , b , c , … , z } とする。
εは回文なので(2)を利用すると、aa、bb、ccなどの回文ができる。
さらに続けると、abba、cdeffedcなどの回文が数多く出来る。
しかし、この定義では奇数長の回文(abaなど)は出来ない。
よって正しくない。

多分。


(1)の条件を、「εと長さ1の記号列は回文である」にすればいいのかな?

明日の授業でわかると思う。



それにしても、カントールの対角線論法がいまだによくわからない