私は生来ずっとぽっちゃり体型で生きてきた。

幸い顔に肉は付かず、着痩せするタイプだったのでお恥ずかしい話、セフレのようなものに困ることは無かった。

だから太っていて嫌な事を言われるみたいなことはそんなに経験していない。


しかし、さすがに90kgともなると見た目は明らかにデカい。ぽっちゃりという可愛い枠ではもう収まらないのだ。


1つめの悔しかった出来事。


私は今、婚約中の彼氏と1年半ほど同棲している。

病気発症前から経過をずっと共に見てくれている。


純粋で優しくていつも笑わせてくれる陽気な彼氏だが、時々無神経になるというか、何も考えずに発言することがある。


「叔母さんが〇〇(私の名前)のこと、太ってるねって言ってたよ!結婚するならドレス着るんだから痩せなきゃねって!」


「お前はブタかよ!ブクブク太りやがってー」


文字にするとマジクソ糞野郎にしか思えないけど、実際はかなりポップに発言している。

だが、ゴリゴリの鬱が入ってる時の私にはかなり効いた。


その際に言い返した言葉は自分でもハッキリ覚えている。


だからなんだ?

それを私に言ったところでどうして欲しいんだ?

こっちは今、治療中なんだよ。

好きでこうなった訳じゃない。なる訳ねぇだろ。


叔母さんが言ってたって、自分の彼女のことそんな風に言われてただボケーッと聞いていたのか?

それを私にそのまま伝えて、私がハッピーに喜ぶと思ってんのか?

自分が本当に大切だと思う相手にそんな無神経なことを平気で言える精神が分からん。

何を考えてその発言をした?」


大学時代に仕込まれたディベート術も駆使(出来ていないが)問いただした。


そしたら「本当に、何も考えてなかった」と絞り出すように答えやがった。


みっちり詰めに詰めて反省して頂いた。

以降、こいつが無神経な発言をする事はほぼ皆無。

本当にたまーに意味不明な事を言い出す時もあるが、その度にしっかり詰めて反省させてるので私的には問題ない。



2つ目の悔しかった出来事。


元々私は腰が悪い。

急激に太り過ぎたせいで腰が痛すぎて近所の整形外科に行った。

Googleのクチコミはほぼ★5の評判の良いらしいおじいちゃん先生。


診察ではステロイドを長期服用してる事を伝えて問診。その中で言われたのが、


太り過ぎだね!アハハ!減量して!


分かっとるわ。


ていうかステロイド飲んでるの分かってんだろ?

そう簡単に行かないって分かってんのか?


その時はハァつって苦笑いして終わったけど、帰り道でやり場のない怒りが込み上げてくる。


医療従事者でも当人にステロイド治療を受けた経験が無ければ所詮他人事。

しかも昔の人だから薬の副作用がもたらす鬱について理解なんてある訳がない。ましてや整形外科。精神的なものとは無関係。だからそういう発言を平気でする。

そう頭の中で結論付けた。



家まで普通なら5分ぐらいの道を、傘を杖にして30分ぐらいかけて帰った。腰痛すぎてマジで歩けなかった。




整形外科のジジイに言われた事、今の自分が置かれた環境や外見とかひっくるめて全てが情けなくて、悔しくて悔しくて。ポロポロと涙を流しながら地面を見つめて帰った。



あの整形外科、腰折れても絶対行かねえ!!!!!!!!!!!!




この2つが特に私のメンタルに右ストレート打ち込んできた出来事でござんした。