減量徹道の副産物の星 2014/1/11

痩郎。

「あなた、今日、明け方は10Km、1万歩近くスロージョグしたわね。」

「タベテル。そうなんだ。かつては15mしか走れなかったし、ウォーキングでも
きつかったのだけど。」

「タベテル。徐々に走る距離が長くなってきているんだ。」

「でも、痩郎。午前中は元気だったのに、午後は少し元気がなかったようね。」

「うん。どうも昼ご飯がタンパク質と野菜主体すぎて、
少し低血糖だったのかも。少しイライラ眠気もあったし。」

「バナナ一本、ゆっくりと噛んで食べたら、元気になったよ。」

「タベテル・・。思うんだけど、睡眠や栄養、運動というものは、その人のカラダだけでなく
精神や心、性格やストレス耐性、集中力などにも影響が大きいのかもしれないね。」

「痩郎。なぜ、そう思うの?」

「いや、減量徹道を始める前は、たくさん食べたり呑んだり好きにしてたんだけど、運動
もしなかった」

「それなのに、いつもだるい、めんどくさい、しんどいが口癖で、しかも、集中力
が落ちやすく、ネガティブなことばかり言ってたし、眠気がとれなかったりしてたんだ。」
　いつも眠気があったし、良く眠れなかったり・・・食べても満腹感が足りなかったり・・」

「痩郎。あなたが今朝のような寒い朝に、まだ暗い朝5時から10kmも誰にも言われないのに
スロージョグにいって、夕方は軽い筋トレまでするなんてね。
　…100Kg代のころや、30歳代のころは考えられなかったわ。」

「・・・タベテル。
　かつて、減量徹道はつらいもの、ガマンするものだと思っていたんだけど・・・」

「・・・実は、かえって体調だけでなく、やる気や性格的にも明るくなるし、創意工夫
や集中力も増したような気がするし、体が軽くなると、食べ物もかえって、素材そのものの
食べ物や新鮮な野菜なんかが美味しく感じるよ・・・。
　考えてみれば、ハンバーガーとか食べなくなったなあ・・・欲しくないもの。」

「タベテル・・。そう考えると、結構、食べ物や運動、睡眠の日々の積み重ねは
単に、体重や健康面以外にも、仕事やプライベートな動きなど、様々な関係があるね。
　そう考えると、根が深いなあ・・・」

「・・・先は長いけどね。タベテル」

　タベテルは、何も言わず、微笑んだ・・。

「宇宙は広く、減量徹道は思ったより、あちこちの世界に繋がって影響があるようだ。
これも、減量徹道を旅したものだからこその変化の実感なのかもしれない」