中学受験もいよいよ佳境に入って参りましたね
さて、タイトルに書きましたのは、「翼の翼」の中の一文です
(中学受験に興味がある方なら「二月の勝者」、「翼の翼」、「勇者たちの中学受験」
ここら辺りはご存知かと思いますが…)
数年前に始めてこの本読んだ時
私、この一文が心に刺さりまくりで嗚咽し
涙で先が読めなかったです
子供が中受経験した親ならばほとんどが共感
ガチ過ぎて心が抉られる名作
あまりたくさん書いてしまうとネタバレになってしまうので割愛しますが、この文章の前提は
6年二学期の大事な時期の組分けテストで頑張ったという息子のために大好物のビーフシチューを作ってあげた
→その後、そのテストで子供がクラス落ち確定したのですが、蓋を開けてみたら親とやった自己採点の際は全教科8割越えだったはずなのに、結果は半分もいかなかった。子供がテスト終わった後、模範解答を丸暗記してできたフリをしていたから…
それが発覚した時の母親のセリフです
鼻水流しながら「うちも同じだった」とむせび泣きました
親は子供のためと思って中学受験させようと
必死だけど、子供は別に受験なんかしたくねーから
親がなんでも誘導してるもんです
習い事も学校も…
だって私がそうだったもーん
そして、親が喜ぶことを子供はやろうとしてるだけで
善悪や一般常識は子供の中で最優先じゃないのよね
だからあいつらすぐ嘘つくんだよなー
でも、視点を変えると…親が描く理想の未来を
子供は嘘で固めて必死で作ってるとか…
エグってなる
だったら中学受験撤退でよくね
子供に無理させて、平気で嘘をつく子になって…
そんなの続けてたら親子関係悪化の一途よ
本当にそれでいいの
本当のゴールは中受で偏差値高いとこに
受かることじゃなくて、子供がいかに
幸せに生きてくれるかじゃね
中受は幸せな確率をちょっと上げるだけに過ぎませんよ
逆にいえば、
100%幸せになれるプラチナチケットでは絶対にない
うちは中受撤退の子もいるし、中受した子もいるけど
その時のタイミング、性格、適性があるからね…
後悔してませーん
(もっと頭良かったらなとは思うけど)
みんな無理すんなー
本当の幸せは家族がみんな仲良く楽しく
暮らすことやぞー