朝ニュースを見ていると、「車に謎の液体をかける被害が続出」との報道が。

 

車体が溶けてしまうような液体だそうで、高級車も被害にあっているとのこと。

 

なんでこんな事するのかなぁと、日々思ってしまいます。

 

ストレスの蓄積による行動なのだろうとは思うけれど、

何においても「傷つける」事は

何も生み出さないよなと実感しています。

 

加害者も、果たしてその行為をしてスッキリしているんだろうか…。

 

 

テレビっていうのは、こちらの意図に構わず

勝手に情報が流れて行くので

想像力が欠如してしまうらしいんですね。

 

考える力が無くなってしまうそうなんです。

考えなくても勝手に入ってくるから。

 

娘と一緒にテレビを見ていると、見せたくない殺人のニュースや

「どうしてこの人逃げてるの?」など

なんとも説明しづらいニュースも…

 

本人なりになんとなく分かるようで

「こわい」

とおびえたりすることもあります。

 

そういう時は、「これは悪い人が…なんだよ。だめだよね」

みたいに説明して、気持ちを一度終了させるようにはしているのですが

 

やっぱりこちらが気付かないうちにキャッチしてしまう時もあるので

テレビも考え物だよなと思ってしまいます。

 

子供といるときは大体Eテレ(教育テレビ)を見ているんですが

 

これがまた面白いんですよね。

 

 

子供向けの番組のときは、一緒に見ながら

色使いや素材、魅せ方など

デザインを注目してみる事もあります。

(普通に見て笑ってる時が大半ですが。笑)

 

でもデザインを注目して見ようとすると、

いつもと違う部分の脳みそを使おうとするので

 

「はなかっぱなんで怒ってるの?」とか娘に急に説明されると

「え、見てなかった」みたいな感じになってしまうので困ります。笑

(一緒にテレビ見てるんですけどね)

 

Eテレの番組のままにしていることも多く、

7時近くのお風呂上りに再び付けてみると

今度は幼児→10代向けの番組にシフトしていたりして

これもまた面白いんですよね。

 

 

アメリカ・ブロードウェイミュージカルの第一線で活躍する女優、

そして演出家で振り付け師でもある

バーヨーク・リー(Baayork Lee)さんが

 

日本の演劇部の高校生に直接指導をして

有名な「コーラスライン」という舞台を再現させる

という回をたまたま目にしたり。

 

とても興味深く面白い内容でした。

 

プロが演出する舞台も見たいなぁと思ったんですが(大阪等で今度あるそうです。見たいなー)

バーヨークさんが「高校生らしさ」にフォーカスしている所がまたいいなと。

 

思春期の葛藤がもともとのテーマなので

今の彼らにまさに当てはまる。

今の彼らだからこそ、表現できることがある、というような感じ。

 

高校生には、すごくいい体験になっただろうなと思いました。

 

日本の家紋の作り方にスポットを当てたり

伝統工芸の職人の技術を追いかけている特集を見たり

 

昨日は、過去にいじめを受けたブラジルの子が

本を出版して、人生が変わったという話を目にしました。

 

本にしてみたら、反響がたくさんあった。

自分と同じ体験をした子がたくさんいてとても驚いた。

同じような子達に

「ひとりじゃない」と

言う事が出来て、寄り添う事が出来て

とっても嬉しい。

 

髪をブルーに染めた彼女は、たくさんの同じような生徒の前で

臆することなく講演をしていました。

 

本来テレビは、こういう

「自分の知らない世界」を知るためにあるんじゃないかなと思うんです。

 

ニュースなどもそうですけどね。

テレビが無いと、遠い場所で何があったかわからないので。

 

チャンネルを選ぶだけで、こんなにも自分の興味深い世界を知ることが出来るのかと

驚いたんですよね。

 

娘にも、殺人とか悲しいニュースとか、アニメばかりじゃなくて

いろんな分野の番組を見せていきたいなと思いました。

 

 

「キャッチしよう」と意識しながら見ると

本当に色んなことに気付くことが出来ます。

 

そして、ささいな事でも学びを得る事が出来ます。

 

 

色々と選べる時代だからこそ、

「自分で」「これがいい」と

選んでいきたいなと思いました。