マッサージャーガリオ
子ども達が寝静まり、嫁と二人でくつろぎの時間。
嫁がドスーンとうつ伏せに倒れる。
・・・きた。
嫁 「足揉んで。」
私 「・・・いやだ。俺も今日は仕事で疲れた。」
嫁 「お願い。ちょっとだけ。ね?ちょっとだけ。」
エロオヤジみたいな事を言う嫁。
次女が夜泣きした時は毎回、嫁が起きて見てくれている。
夜泣きした時は俺も起こしてくれていいよ。と言っているのだが、嫁は私を起こさず次女を寝かしつける。
感謝の意味も込めて揉んであげる事にした。
マッサージャーガリオ登場。
足をモミモミ。
「ちょっとあんた。そんなの全然気持ち良くないよ。」
開始5秒でダメ出し。
嫁 「私の足がブーになってもいいの!?」
それは嫌だけど、ド素人のマッサージで足が細くなるとは思えない。
というか、モミモミして足は痩せるのか?様々な疑問が浮かび上がる。
嫁 「ちゃんと私の足に集中してよ!」
怒りがこみ上げてきた私は嫁の後頭部を睨みつけてやった。ざまあみろ。
そして数十分経過。
私 「はい。終わり!」
嫁 「あー、疲れた。」
何なのこの人。
そして今日も私の握力は鍛えられた。
ありがとう嫁。
明日、太ってても俺のせいにしないで下さい。
北斗の嫁
嫁と義妹がミナミで買い物。私はスロットで時間を潰す事になった。
嫁 「絶対勝って来いよ。負けたら離婚だよ。」
と言って軍資金5000円渡された。(昼食代込み)
嫁は離婚したいらしい。
でも大丈夫。私はこの日のためにお金を貯めていた。
そして、私は「スロット北斗の拳」を目指した。
台を見つけた。
というか、1台だけ空いていた。
「残り物には福があるってね!」と漫画みたいセリフを呟く。
私の予想に反し3000円できた。 嫁パワーか。
1~2時間位経った頃だろうか。2万円位のプラスになっていた。
そして運命のバトルボーナスが来る。
「スロット北斗の拳」ではボーナス中、ケンシロウとラオウが戦い、ケンシロウが倒れるまでボーナスが続く。20連以上すると感動のエンディングが待っている。
バトルを眺めていると「これはエンディングが見れるかも!?」という演出が多発。
ここで私の中の天使と悪魔が登場する。
悪魔 「うひうひ。ガリオよう、勝った金はもちろん俺達のもんだろ?美味い寿司でも食いに行こうぜ。うひうひ。」
天使 「ダメですよ、ガリオさん。勝ったお金は奥様に渡してみんなで楽しく使いましょう。そして奥様のダイエットアイテムをGETしましょう。ね?ガリオさん・・・。」
うん。みんなで楽しく使おう!
悪魔 「アホかお前。あの女が全部持って行くに決まってんだろーが!」
天使 「そんな事はありません。ガリオさんの大好きなお寿司やお刺身をごちそうしてくれるはずですよ。」
悪魔 「ガリオよう。今日、あの女の財布の中に10万位入ってんの知ってるだろ?アイツはパーッと使っちまうぞ?お前が働いて稼いだ金をよー!」
天使が死んだ。
私 「ケンシロウがんばれ!いけいけー!ラオウを倒せー!!」
悪魔 「うひうひ。その調子その調子。」
ケンシロウはラオウのパンチやキックを食らっても立ち上がる。
剛掌波もトキが出てきて助けてくれる。
ケンシロウ最高。と心の底からそう思った。
13連位した時、携帯電話が震えた。嫁だ。
悪魔 「無視無視ー!!うひうひ。」
ピッ。
私 「もしもし。」
悪魔 「!!ガリオ、マジかよお前!」
調子はどう?っていう連絡かと思ったら違った。
どうやら嫁は買い物が終わったらしい。
予想外だ。まさかこんなに早く買い物を済ませるとは。
嫁 「勝ってんの?」
私 「うん。1万円くらい。」
ちょろまかす気満々の悪魔色に染まった私がいた。
今からこちらに来るとの事。
私は急ぎに急いだ。もはやバトルを眺めている暇など無い。
一刻も早くバトルを終わらせなくては。
私 「ケンシロウ、もういい。もういいんだ!もう立たなくていいんだ!」
ケンシロウがんばる。
悪魔 「ガリオ!ケンシロウは倒れる気配が無い!今ある分だけでも換金に行け!」
私 「・・・いや。やっぱりあと少し。あと5000円位ほしい。」
私は悪魔を超えた。
その時、ラオウが剛掌波を撃ってきた。あ、これで終わるかな。
よし。これで死んでくれていいぞ、ケンシロウ。・・・ありがとう。
かわした。
まだ続きそうだ。
しかたない、換金だ!私は立ち上がり換金所はどこだ!?と見回した。
ラオウと目が合った。いや、嫁だった。
悪魔は消えた。
嫁 「すごいじゃん!出てるじゃん!1万円以上あるじゃん!」
私 「うん。今出た・・・。」
19連目。
こうなったらエンディングを見て楽しもうと思った時、
ケンシロウがラオウのパンチで死んだ。
もういいや。
換金には嫁が行ったのでいくら勝ったのか分からなかったが、「やった。今日の買い物代がチャラになった。」と喜んでいた。
5~6万円位だろうか・・・。歯茎から血が出そうになった。
帰りに「これ。あんたに買ってきてあげたよ。」と言って3足1000円の靴下を渡された。今も履いてます。
悪い事はできませんね。
あれからスロットに行ってません。
鉄のパンツ
嫁の愛用するダイエット商品がまだあった。
「さー!今夜もがんばっちゃうよー!」
と、勢いよく嫁の布団に飛び込みパジャマを脱がせると
↓ こんなの装着してました。
- 補整下着・ショートガードル【スーパーシェイプガードル】
- ¥3,129
- ワーズマート
何だこれ?
鉄のパンツ並みの防御力を誇っており私の竹竿が折れた。
どうやらダイエット効果があるらしい。
といっても、効果は不明。
相変わらず、「はくだけで痩せるアイテム」に弱い嫁。
一つ聞きたいんですけど、これって寝るときにも装着するんですか?
それとも私の武器を折るために装着していたのですか?
謎は深まる。