そうこうしているうちに季節は夏になっていた。

一年の内仕事が一番忙しい時期だ。

 

喉の違和感はさらに大きくなり、寝入りの息苦しさも数週間にー度だったのが、

1週間に二度、三度起きるようになってきた。

それでもだましだまし、平静を保っているつもりだった。

 

7月。

夜中に仕事で海岸を歩いていた時、とんでもない喉の違和感に加えクラクラ耳が遠くなる違和感に襲われた。

数時間耐えたけれど、立っているのもしんどくて少し早上がりさせてもらった。

その時、夜の暗い海を眺めながら「もうダメかもしれない」とはじめて少し負けを認めた。

 

調子はどんどん悪くなり、最終的には休職することにした。

期間は3か月。3か月したらまた職場に戻ってくるはず・・・だった。