松田さんとお付き合いを始めて、
もうすぐ半年が経過しようとしています。

その間、松田さんは毎日連絡をくれますし、
デートはいつも私に合わせてくれますし、
エスコートも頑張ってくれます。

髪を切りすぎて失敗した時も、
「短くても似合ってるよ」なんて優しい言葉を掛けてくれました。

なのに……なんでしょう。

会う度に、
「この人と付き合ってていいのかなぁ」
という気持ちになる。

松田さんは、
私が婚活に挙げていた条件にマッチする人でした。

受身体質なところ、男らしさに欠けるところは、
元々重視していなかったところですし、
男らしすぎる人は苦手だと思っていたので、
敢えて受身体質な人を狙っていた部分もあります。

そういう意味で、松田さんはむしろ、
狙い通りの人と言えるはずなのです。

でも……
ぼそぼそとした喋り方、虚弱体質なところ、
私の出方を伺うところ、受身体質なところ……

悪いところにばかり目がいってしまって、
会う度それが気になってしまって、
気持ちが上向きになりません。

婚活ブログを読んでいると、結婚できる方は、
「愛する力」に長けているように見えます。

はじめは好きじゃなくても、
相手のいいところを見つけていって、
どんどん好きになる。

松田さんと付き合っていることを、
とある既婚の友達に話したら、
「なんかにくまつ、付き合いたてって感じしないね」
と言われました。

うきうきしてない、嬉しそうじゃないそうです。
確かにそうかもな、と思います。

条件にマッチする人と、
しかも優しい人と付き合えているのに、
「男らしくない」という理由でイラッとしてしまう、
この気持ちを、ふんわり形容すると、
「なんか違うんだよなぁ」という言葉になるのかも。

それでも、手放すのは惜しい感じがして、
ずるずるしてしまうのは、市場に戻りたくないのと、
松田さんの成長を信じたい気持ちがあるから。

でもなぁ、松田さんの受身体質って、
失敗を恐れる気持ちからきてるような気がして、
それって相手より自分が大事な状態なわけで、
結局私がそこまでの人間じゃないから、
どうしようもないのかな。

むしろ私が、そんな松田さんの欠点も
愛せる人間になれればいいのだけど、
既出の通り、私はいらないと思ったものが
側にあるのが許せないタイプだったので、
これを変えていくにも、長い時間を要しそうだ。

ポジティブ思考って難しい。