松田さんに交際を申し込む、と決めてから、どんなタイミングでなんといって切り出そうかなーと考える時間が増えました。
そんな折です。
転職活動中だった松田さんから、「希望の会社に採用されました」と連絡がありました。
コミュ障気味なところが心配でしたが、同じ技術職として松田さんは市場価値の高い方だと分かっていたので、「おめでとうございます!」と、さらりお祝いのメッセージを送ったところ。
松田さん 「にくまつさんが励ましてくださったおかげで合格できたんだと思います。本当にありがとうございました(^-^)」
あー……
なんかツボった(*´˘`*)❤←
だって努力したのは全部松田さんなんですよ。
そこを驕らずに「ありがとうございました」って。
振り返ってみれば、松田さんはこじらせてはいるものの初めから素直な方でした。
話したにくまつ自身が忘れていたような話題を拾ってアプリインストールしたり、
ありがちな「仕事忙しい」のフェードアウト作戦をまるごと信じて心配してくださったり、
「もっと話して!」というリクエストにお応えして、唐突ながらも自分の近況を話してくださったり。
これらの性質が、「女性経験が無い(決めつけ)」から育ったものだとしたら、私はむしろ未経験なことに感謝をしなければならないのかもしれません。
恋愛感情かは分かりませんが、そんな松田さんを好きだなぁと思うようになりました。
……しかし、同時に心配事がひとつ。
松田さん、この度の転職によって、いわゆる見た目もそこまで悪くない三高男子に昇格してしまいました。(超絶受身ですが)
これまで私がバランス取れて(いると思って)いた私の強みは、勤務先の企業規模(安定度)と年収とコミュ力くらいなものなのです。
そこから前者二つを引いたら、私にはちょっとよく喋る33歳小デブの地方在住女ってだけの価値しかありません。価値っていうか負債。
この前まで「安心してお付き合いできる♪」なんて上から目線で思ってましたけど、今の松田さんなら、受身体質さえ改善すれば、スペックを印籠がわりにいくらでも婚活市場で美味しい思いできます。
今まで転職活動を優先して、婚活は力を入れていなかったらしい松田さんですが、一段落ついて意気揚々と市場に参戦した結果、その事実に気付く日も近いかもしれません。
……まあ、心配しても仕方ありませんね。
松田さんが自分の可能性に気付いて交際をあっさり断ってきたとしても、それもまた未来への投資。
私は私で、自分のことを頑張らねば!