書くのが遅くなりましたが、松田さんとの面談レポです。
先週の東京出張時、予定通り松田さんにお会いしてきました。

お店は松田さんが予約してくれているということで、仕事終わりに最寄り駅で待ち合わせていくことになりました。

手土産を持参して改札を抜けると、ちょうど松田さんも出てくるところでした。

実に一ヶ月ぶりのご対面。
その時の松田さんの印象は、「あれ……こんな人だったけ……」でした。

普段の食事が心配になるほどのひょろっとした体躯。
手のひらでくしゃっと潰したかのような皺だらけのスーツ。
内股気味に小走りして駆け寄ってくる姿は、とても36歳の大人の男性とは思えませんでした。

自分の中に芽生えた違和感に動揺しつつ、愛想笑いを浮かべながら並んで歩き出します。

松田さんは緊張しているのか、はたまた私と同じような違和感を覚えていたのか、やたら大人しく。

「またこの沈黙か…」と、心の中で溜息をつきつつ、とにかく松田さんを楽しませることに始終しようと、業務モードに切り替えて対応することにしました。

雑談を交えながら歩くこと5分、松田さんセレクトの居酒屋さんに到着。
創作和食をコンセプトにした、雰囲気のいいお店でした。

店員さんに案内されたのは並びのカウンター席。
他の席から隔離され、照明の落とされたその席は、どう見てもカップルを意識した造りになっていました。

そこで反射的にひいてしまう私。
なんとなく、松田さんの不慣れっぷりから、チェーン店の対面席だろうと思い込んでいたため、ギャップに戸惑ってしまったのです。

それを感じ取ったのでしょうか。
松田さんもますます居心地悪げにおどおどしてしまう始末。
「やってしまった」と慌てて取り繕うも、後の祭り。
ぎこちない2人が微妙に距離を取りながら、おずおずとカップルシートへ着席します。

さあ、二次面接の始まりです。