夜食べると太る訳!
自律神経は、交感神経と副交感神経に二分されますが、主に交感神経は昼間働きエネルギー消費を活発にします。
夜になると副交感神経が活発になり、
消費エネルギーを抑制するとともに身体の修復を行います。
同時に生体リズムを刻む「BMALー1」というタンパク質が、
細胞内への脂肪の蓄積と密接に関係していることが、
日本大学薬学部の榛葉繁紀(しんばしげき)教授(薬学博士)らの研究で分かっています。
昼間は体内でほとんど作られず、
深夜になると増えるというのです
これにより、
「夜遅くの食事を避ければ肥満予防に繋がるのではないか」
ということが分子レベルで解明されようとしています
また体内の「BMALー1」の量は、
一日のうち午後10時から午前2時ごろが最高で、
最も少ない午後3時ごろに比べ、
約15~20倍に達するとの研究結果が発表されています
(2005年9月11日朝日新聞朝刊他)
人間の身体はまだ未知の部分が多く、
ダイエットについて100%解明されている訳ではありませんが、
すでに実証されていることであり、
それはこのタンパク質「BMALー1」のせいで、
吸収率が高くなるのであろうとの説が、
今のダイエット学では最有力になっています