> あきらかにお米やめたら痩せたので、お米を食べだすと前と同じように戻っていくのではないかと思うのです。


脳は食欲センサーを持っていて、お米やパンなどに含まれる糖質の量をセンスしています。

どのようにセンスしているかというと、昨日食べた糖の量を血糖値で比較しているのです。

ですから、糖質の量は、昨日の量と同じか、または、少しずつ量が多くなるようになっています。

あなたの場合は、お米を食べなければ食欲が収まっているのですから、食べない方がよいと思います。


私も炭水化物を食べていません。下図は私の炭水化物摂取量です。




米やパンを一切食べていませんが、それでも摂取量が100gほどもあります。
豆腐と野菜だけでも炭水化物が摂れるのです。
お米は食べなくてもかまわないと思います。


> やっぱりお米はある程度食べないと「燃やすものがないから痩せない」と言われている通りでしょうか?


そんなことはありません。
お米を食べなくても、蛋白質が体内で糖質に変るので、脂肪は問題なく燃やせます。


> それと、全く別の話ですが、最近、炭水化物ダイエット(お米沢山たべるダイエットや昔のソノコダイエットのようなもの)と、某ダイエットジムのように徹底的に糖質を制限するダイエットと両極端がありますが、ご自身のお考えとしてはこの両者はどちらが正しいとお考えでしょうか?


私がダイエットを始めた頃に、図書館で読んだ初めてのダイエット本が、鈴木その子の「痩せたいなら食べなさい」という本でした。


私はその本で「ドカ食い」という言葉を初めて知りました。ドカ食いって何だろう?

私は、ダイエットを始めたばかりで不安定な心理状態でしたから、その言葉に執りつかれてしましました。


食後お腹が少しでも膨らんでいると、これがドカ食いかもしれないと心配になりました。

食事をしないでジョギングばかりしていていましたから、嫁さんがダイエットを止めさせようとしましたが私は聞きませんでした。
当時、私は摂食障害になりかけていました。


これは、あとでわかったことですが、鈴木その子の長男は6ヶ月のイギリス留学で肥満して帰ってきました。
長男は帰国後、過激なダイエットをした結果過食症になり、自殺しました。


鈴木その子は、過食症のことを書きたかったのですが、当時はまだ過食症という言葉がなかったでドカ食いという言葉を使いました。
そんなことなど知らない私は、その言葉に執りつかれてしまったのでした。


その子ダイエットも某ダイエットジムもどちらも極端すぎると思います。
ダイエットは急ぐと極端になりがちです。
極端なダイエットは偏りがちです。


ダイエットは急がなければ誰でも成功します。
急がないダイエットが、本当は正しいダイエットなのです。


ソノコダイエットも某ダイエットジムも正しいダイエットといえないと私は思います。