2015年08月26日放送のためしてがってん!はスタミナUPがテーマでした。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20150826.html




スタミナとは持久力のことで、スタミナUPにはインターバルトレーニングと食事制限の2つが効果があるそうです。


最新理論では、筋肉細胞のミトコンドリアを増やせば、持久力がUPすることがわかっています。


ミトコンドリアは、筋肉に負荷をかけると増えます。
これまで言われてきたような1日1万歩のウォーキングでは、ミトコンドリアは増えません。

負荷をかけるとミトコンドリアは増えるので、スポーツ医学ではかなり前からインターバルトレーニングが行われています。

ウォーキングでも、ウォーキングの途中でときどき早足をとり入れると良いそうです。


もうひとつのミトコンドリアを増やす方法が、食事制限です。

必要カロリーの75%の食事をすると、ミトコンドリアが増えます。
理由は、エネルギーが少なくなると、効率よく利用するためにミトコンドリアを増やそうとする仕組みが身体に備わっているからです。意外なことに、食事制限が逆に、スタミナを増すのです。


理想の糖質制限食



これは、前にも書いたのですが、私は大腸出血で10日間の点滴生活を送ったことがあります。

ベッド上で絶対安静の患者は、1日に94gのブドウ糖点滴注射を受けます。
口からは水の1滴も飲ませてもらえませんが、空腹を感じることはまったくありません。


それは、脳や筋肉のミトコンドリアが1日に94gのブドウ糖で十分生きていけるからです。
毎日の食事から開放されると、実に自由な感じがします。


94gのブドウ糖は、カロリーにすると、376Kcalですから、1日の消費カロリーからすると1000Kcalほど足りません。
1日に1000Kcalのマイナスを脂肪に換算すると、毎日体脂肪が140gずつ減っていく計算になります。

実際に、10日間の点滴生活のあと、ダイエット食を10日間とった結果、3週間の入院で体重が3Kg落ちました。


つまり、点滴注射のように少しずつコンスタントに糖質を摂取することができれば、筋肉を落とすことなく体脂肪だけを落とすことができるのです。


理想の糖質制限ダイエットは、糖の摂取量を1日に94gを超えず、それ以下にしないことだと思います。

下図は、私の昨日の血糖グラフです。
食べたものは、豚肉、卵、豆腐、チーズ、おからハンバーグと生野菜ジュースだけでした。


蛋白質はいくら食べても血糖値は上がりませんが、せっかくダイエットをしているのですから、必要量以上には食べないようにしています。
炭水化物の摂取量は98gでした。





このような血糖値に抑えられたら、点滴のときの血糖値とほぼ変わりません。
昨日は空腹感もありませんでした。