ペタしてね

水分摂取の必要量
水分摂取の必要量は体重の1/30です。
たとえば、体重が60Kgの人なら、一日の水分摂取の必要量は2リットルです。
身体の細胞が元気に生きていくには、十分な水分が必要ですが、その水分は喉の渇きでコントロールされています。
ところが、私たちの喉の渇きは非常に鈍感です。
私たちは、体重の5%の水分が脱水すると、はじめて喉が渇いたことに気づきます。
身体の水分の10%が脱水するとめまい、15~20%が脱水すると、細胞たちが死んでしまいます。


私たちは、体重の5%の脱水ではじめて喉が渇いたと感じるのですから、体重が60Kgの人なら3Kgの脱水で喉の渇きます。したがって、体重が60Kg人は57~60Kgの範囲で変動している可能性があります。


私たちは毎朝体重を測りますが、実は朝の体重というのは、この水分変動を見ているのに過ぎないのです。
もしも、毎朝の体重が1~2Kgも変動する人は、日常の水分摂取が少ない人かもしれません。

女性の中には、水分摂取を控えている人が多いのですが、水分を控えている人は、朝の体重が変動しやすくなります。
また、夕食の時間が遅くなった日の翌日は朝の体重が跳ね上がります。
充分な水分を摂取し、夕食の時刻を規則正しくすると、毎朝の体重の変動が100~500gくらいに収まります。


食事の80%が水分
一般に、食事の重量は600gくらいで、その80%が水分です。残りの20%が固形物です。水分が60%以下の食品はパサパサして喉が通りません。
普通、食事をすると体重が600g増加しますが、トイレに何回か行くと480gが水になって流されます。


ダイエット7

ところが、普段あまり水を飲まない人は、600gの食事をすると、トイレに行かないので、体重が600g増えたままになります。1日に3回食べると、体重が1.8Kg増加してしまいます。

脱水すると、身体が大腸から水分を再吸収するので、大便が固くなって便秘します。
水分を摂取してから、小腸で吸収されるまでに20~30分かかります。
また、脱水した身体の隅々まで水分が行き渡るには、2~3時間かかります。
したがって、喉が渇いてから、水を飲んでも遅いのです。喉が渇く前に、早め早めに摂取する必要があります。


半身浴やジョギングをすると、人は大量の汗をかきます。
半身浴やジョギング、ダンスをする20分くらい前に、発汗量を見越して水分を摂る必要があります。
水分摂取が充分かどうかは、一日にトイレに行く回数でわかります。
1日に4回くらいしかトイレに行かない人は水分不足です。
水分摂取が充分な人は、1日に6~8回トイレにいきます。
10回以上いく人は頻尿で、病気治療の対象です。


お茶でも水でもよいのですが、テレビで見るファッションモデルのようにペットボトルを常に手元において、小量ずつ常に飲むようにすると良いのです。