ペタしてね

脂肪肝

脂肪肝は、避けの飲みすぎ、炭水化物を摂りすぎるとなります。
脳のエネルギーはブトウ糖です。
脳は1時間に6gのブトウ糖を消費しますが、脳にはブトウ糖を貯蔵する場所がなく、肝臓に貯蔵されています。
肝臓はブトウ糖を100gまで貯蔵できます。肝臓は脳のエネルギーを半日分しか貯蔵できないので、一日に少なくとも2回は食事をしなければなりません。


人類は、太古の昔から朝夕の2食制でした。
朝は、夜明けとともに起きだして食事をし、昼食なしで、夕暮れに晩ご飯を食べる生活をしていました。
人類は長い歴史の中で、いつもお腹がペコペコだったので、脂肪肝になることはありませんでした。


ところが、現代人は空腹を嫌がって、空腹になる前に食事をしたり、一度にたくさんの炭水化物を食べるようになりました。
たとえば、ラーメン1杯には炭水化物が80g含まれていますから、空腹でないときに、ラーメンを食べると、すぐに肝臓からブトウ糖が溢れてしまい、血液中にブトウ糖が滞留します。


ブトウ糖は化学的に不安定な物質で、血液や血管壁と結合して血管を傷つけたりします。
血液中にブトウ糖が溢れた状態を高血糖と呼びますが、糖尿病のような状態です。
高血糖は、身体によくない状態なので、肝臓は貯蔵しているブトウ糖2分子を脂肪1分子に圧縮し、あいたスペースに血液中のブトウ糖を取り込みます。

つまり、炭水化物を食べ過ぎると脂肪肝になるのです。


脂肪肝を治すには、太昔の人間のように朝夕の2食制にするか、1回に食べる量を少なくするか、空腹でないのにお菓子などを食べないようにすると治ります。
脂肪肝の人は中性脂肪値が高いはずです。中性脂肪値が高いのは脂質異常症と呼ばれ、生活習慣病の1つですが、生活習慣病は生活習慣を直すと治ります。


つぎのようにすると、生活習慣病は治ります。
・炭水化物を一度にたくさん食べない。
・お腹がすいていないときは食べない。
・食事の前にお腹がすかないのは、前回の食事が多すぎたので、次回から食事を減らす。
・就寝の3時間前までに夕食をすませて、その後は飲食しない。
・晩酌をしない。
この4つを守れば、脂肪肝が治ります。


下図の食事は1601Kcalです。
1600Kcalの調理例は、ネットで検索すれば、いくらでもあると思いますが、しかし、あまりカロリーのことばかりを気にする必要はありません。

昔の日本の家庭料理は野菜と魚が中心の料理で、肉料理や中華料理は滅多食べませんでした。
その頃の日本人に肥満する人はいませんでした。
日本の家庭料理に、レストランやさまざまな国の料理が紹介されるようになってから、肥満する人が増え始めました。
昔の家庭料理のように野菜中心の食事をすれば、カロリー計算なしでも1600Kcal以下の食事が出来ます。
最近は、昔の日本の家庭料理のような食事をすることをジャパンダイエットと呼びます。

下図のような食事をすれば、脂肪肝が治ります。


ダイエット7