ラクト菜食主義

ダイエットは消費カロリーよりも摂取カロリーが少なければ、痩せられるのですが、もっと効果的に痩せるには、腹八分目の食事をし、適度な運動をすることです。

つまり、消費カロリーの消費カロリーの80%くらいの食事をすると、不足分の20%が脂肪で補われるので、体脂肪が減ります。


一度、一日の食事をすべて書き出して、ネットでカロリーを調べてみてください。
カロリーチェックをすると、高カロリーの食品をおのずと食べなくなるので、嗜好がかわって不満しなくなります。


ただし、カロリーチェックは続かないものです。
カロリーチェックなしで、バランスが良く、健康的な食事をするための方法として、食品交換表、マクロビオテック、ローフード、ビーガン菜食主義など、いろいろな方法が考え出されています。


たとえば、マクロビオティックは、玄米菜食主義で、砂糖やうま味調味料は一切使用しません。肉、卵、乳製品、加工食品も食べません。
肉、卵、乳製品、加工食品を食べないので、当然、低カロリーで痩せます。


ラクト菜食主義は、菜食主義の中でももっとも制限の少ない菜食主義です。
菜食主義ですが、乳製品、卵だけは食べても良いのです。
日本では昔から仏教で殺生が禁じられていたので、肉や魚は食べませんでした。


ジャパンダイエット


それ以前の日本の家庭料理は、野菜が中心の料理で、肉は滅多食べませんでした。その頃の日本人に肥満する人はいませんでした。
日本の家庭料理に、レストランやさまざまな国の料理が紹介されるようになってから、肥満する人が増え始めました。
昔のように、野菜中心の食事にすれば、料理も簡単ですし、カロリーを気にしなくてすみます。


ラクト菜食主義にすれば、カロリーが低いのでいくら食べても太りません。

下図の食事は1501Kcalで、ラクト菜食主義です。
このような菜食主義の食事をすると、1ヶ月に1.5Kg痩せられます。

日本の家庭で、肉や魚を食べるようになったのは30年くらい前からで、その頃から日本人は太るようになりました。

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大腸がんは生活習慣病


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犬養道子女史はスイス滞在中に大腸がんを発症し、ジュネーブの大学病院でがんの摘出手術を受けました。
手術は成功し、翌日にはリハビリと称して、自力でトイレに行かされました。

数日で退院して、次のリハビリ病院に移りました。


リハビリ病院では、レッキとした学位をもった栄養士が専属でついて、献立や調理のしかたをつきっきりで教えてくれました。
食べてよいものは何か。何を食べたらいけないかを徹底的に教え込まれました。
食べてよいものはオーガニック野菜とチーズ、全粒粉パンです。
食べてはいけないものは肉、缶詰、加工食品です。

犬養女史は、リハビリ病院の食事をはじめたら、次の日から頑固な便秘から開放されました。犬養女史が教わったのが、ラクト菜食主義の食事でした。


大腸がんにベストの食品

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ベストの食品は、イアタリアンパスタ、マカロニ、ご飯、かりかりのトースト、最高がバナナと紅玉リンゴ、サラダはにんじん千切り、ドレッシングはオリーブ油とレモン


大腸がんワースト食品

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悪い食品は、お粥、ブロッコリー、白くて柔らかいパン、メロン、ミートソース、最も悪いは市販の加工食品。


リハビリセンターの食事

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ほかにもつぎのようなことを教わりました。

水を毎日必ず1.5リットルとハーブティーを1リットル。体内を浄化し、血を軽くする。
柑橘類は術後1年間は絞ったジュースだけ。
発酵食品は味噌も含めて術後4ヶ月は控える。
お粥は唾液がま混ざらないのでダメ。堅く炊いたご飯、堅いトーストが良い。
コーヒーは日本やアメリカで好まれる高価なコーヒーはダメ。
悪い成分が取り去られた安価なイタリアンエスプレッソまたはトルココーヒーなら良い。
間食をしない。
手術後6日目から冷水摩擦、ストレッチを開始。なるべく歩く。