2005-01-28
コンビニに行ったらマイラバがかかっていた。なんだか一
瞬、フラッシュバックのように私が18歳ぐらいの頃が蘇っ
た。デジャブとか言うのだろうか?
その頃の私と言えば、やることもないのでPA屋の社長と
何時間もファミレスで時間を潰す、という毎日を過ごして
いた。ライブの裏方のアルバイトなんかをやっていて、業
界人よろしくやたらビッグマウスのその社長と、どこから
沸いてきたのか?どこぞのバンドのボーカルです。「あん
た誰?」みたいな感じで延々と喋っていた。
勿論私は徹底的にやるきが無かったので○○ちゃんはい
つも何もやらないよねー、とか言われながら「そうっすね
あははは」とか言っていた。
私は実質たまに照明の手伝いをする位で、何故一緒にいた
のかというと只単純にTOAの音響機材で私のCDを聴きたい、
というそれだけの理由だったのだ。そんな訳だからアルバ
イト代も殆ど貰わず、簡単に言うとそのおっさんとは友達
だった。20歳以上歳が離れてるけど、、、、
そんな調子でいつものように私たちはJOYFULで時間を潰
していた。私の連れの友人はソファーで眠り始め、もう一
人の誰だか知らないけど面白い人は突然粉チーズを食べ始
めたり、私も10杯以上のんだコーヒーで吐きそうになっ
たり、皆が少し壊れ始めた頃だったと思う。こんな会話を
思い出す。
「Nさん、俺最近LRの楽曲集めてんすよ。なんか百円とか
で鬼のように打ち捨ててあるからやりーとか思って、別に
特段好きって訳じゃないんだけど、姉が聴いてたのを一緒
に聴いてて、なんか懐かしいなーとか思って、、、、」
と言う感じで話を振ったらこんな風に言われた。
「だせーっ。お前バンドマンだったら過去に浸ってどうす
んだよ、アーティストって言うのは他人がどう言おうと俺
のが最高だって押しつけ続けないとならないんだよ。そん
な事やってる内は何も前進しないよね。」
瞬間、それはお前が嫌いなだけじゃ、、、と思ったが有効
な反論方法が見つからず、只一言。
「そうすか、、、」
と言った。その話はそこでお流れとなったが、暫く私の胸
のなかに残り続けた。
そんな事を思い出しながらコンビニでマイラバの楽曲を
聴く。なんだか懐かしさがこみあげてくる。
そのおっさんは交通事故で死んでしまったんだが、彼が私
を見たら、きっとその得意のビッグマウスで私をバカにす
るのだろう。煙草を買って表に出て心の中で呟いた。
(だせえな、、、)