こんにちは。寒天を使ったダイエットアレンジレシピを紹介します。
ぷるぷるとしたひんやりデザートを想像する寒天ですが、ダイエットや美容、健康に効果抜群の元祖・スーパーフード。そのすごさの秘密と、「トマト寒天」の作り方をご紹介します。
毎日食べたい!簡単!トマト寒天
市販のトマトジュースで作れて甘みも酸味も生のトマトよりも濃厚な出来上がり。一人分47kcalなので、食事の前に食べて、お腹を満足させることで食べ過ぎも防げます。
材料(300ml容量の流し缶1台分=4人分)
トマトジュース(有塩) 1と1/4カップ(250ml)
粉寒天 小さじ1(2g)
作り方
なべにいれたトマトジュースに粉寒天振り入れ煮立て、底からまぜながら2分加熱し、流し缶に入れてかためる。
にんにくの切り口をすりつけたバケットに、薄切りにしたトマト寒天をのせてオリーブオイル、黒こしょうをふりかければ、おしゃれなカナッペに!
オニオンスープに寒天をプラスすればヘルシーで温かな朝食にぴったり
他にも寒天の使いみちいろいろ
角寒天入りオニオンスープ 一人分57kcal
材料(2人分)
角寒天 1/2本(4g)
玉ねぎ 1個
オリーブオイル 小さじ1
水 2カップ
固形スープ 1/4個
塩 小さじ1/4
こしょう、パセリのみじん切り 各少々
作り方
①角寒天はたっぷりの水に10分つけてもどす
②玉ねぎは薄切りにし、オリーブオイルとともになべに入れてきつね色になるまで弱火でじっくりといためる。
③水と固形スープを加えて5~6分煮、塩とこしょうで調味し、火を止める。
④①の水けを固くしぼって一口大にちぎり、器に入れる。③を注ぎ、パセリを振る。
寒天パワー その1 食物繊維が豊富
寒天の原料はテングサという海藻で、食物繊維の宝庫。しかも寒天かんはとけずに腸に届くので、便をふやし、腸の蠕動運動を促すため便秘解消に効果があります。そのデトックス効果により肌がキレイになるという効果につながります。
また、寒天の食物繊維は腸内で分解され、アガロオリゴ糖という腸内の有用細菌(ビフィズス菌、乳酸菌など)のエサとなるものを生成するので、腸内細菌のバランスを整えてくれます。
寒天パワー その2 満腹効果が長持ち
1gの寒天は100倍以上、最大500倍の液体に溶けて固まるので、最大500g分の大きな満腹感が得られます。しかも寒天1gは0kcalなので、砂糖や乳製品、果物などを加えたとしても、1食90kcal以下。
また、寒天がとける温度は85~90度で、体内でもとけることはなく、大量の水分を抱えたまま胃から腸へと移動します。かさがあるので、胃での停滞時間が長く、腸への移動もスロー。そのため満腹感が長く続き「食べたい」という気持ちをおさえることができます。
寒天パワー その3 血糖値の上昇がゆるやか
寒天に溶かした砂糖や乳脂肪などの栄養成分は、水に包まれて均一に散らばっているため、胃での消化にも、腸での吸収にも時間がかかります。血糖値の上昇がゆるやかなので、身体に脂肪を取り込む役割のあるインシュリンの分泌がおさえられ、ダイエットにつながります。糖尿病予備群の方にも安心です。
寒天は、地味で活用が難しいと思われているかもしれませんが、。ぜひ、この機会に毎日の食生活に取り入れてみてください☆