ある日、かねてから私を慕ってくれている後輩キャストから
SOSメールが届きました。

私は何も聞く前から、この後輩が何について悩んでいるか
手に取るように分かっていました。

その子は私の勤めるお店で、
人気急上昇中のまさに期待の新星だったんです。




彼女を指名するお客様はあとを断つことはなく、
ほどなくして彼女の生活は
外食、外食、飲酒、夜更かし、外食、飲酒、そして寝不足・・・


そう、私がかつてカラダのラインが崩れてしまうかもしれないという恐怖と
闘い始めた日々とまったく同じ生活パターンに陥ってしまったのです。



「紗和先輩、私、このままだと・・・
実はもう、ウエストラインが崩れてきちゃって・・・
このままだと私・・・一体どうしたら・・・」



泣きじゃくる彼女に私はそっと云いました。



「大丈夫、心配しないで。
私もあなたとまったく同じだったんだから。」



私は私がその子とほとんど同じパターンに陥り
その子とまったく同じ恐怖感を抱えた日々を過ごしたことを
ゆっくりゆっくりと話していきました。



そして、ようやく落ち着いてきた彼女に、
私は、ある「3つのこと」を教えたんです。



本当はこの3つ以外にも伝えたいことはもう少しだけあったのですが、
彼女が混乱してしまっては元も子もありませんから、
特に私が大切だと考え、そして誰でもカンタンに理解出来るはずの
3つだけに絞って彼女に伝えることにしたのです。



それは・・・