これは同僚のキャスト(キャバ嬢)から、
ことあるごとに私が云われ続けてきたセリフです。



そりゃそうですよね。



午後6時過ぎからお客様と待ち合わせをして、
おいしいお食事をごちそうになり、そのまま同伴出勤。


あ、
「毎日いいものばかり食べてうらやましい」なんて云わないでくださいね。



「おいしいお食事」ほど高カロリーなものばかり。



それこそ同伴の日が続いたときなどは、
胃もたれが激しく、本音は少しもありがたくなんかないんですよ。



すべてはお店から課せられる過酷なノルマを達成するため・・・なんですから。



お店ではお客様が出してくださるドリンクを飲みほし、
閉店後は“アフター”のお付き合い。



そこでもお酒、カラオケ、ラーメン(笑)の日々・・・



帰宅は明け方、そして疲れきったカラダのケアもそこそこにバタンキュー。
こんな毎日で太らないほうがおかしいですよね?



事実、同期のキャスト達は、日に日にカラダのラインが崩れ、
丸くなり、お肌のハリも、そして輝きも失っていったのでした。


そんな中、なぜか私だけは大丈夫だったんです。



「なぜアンタだけは太らないワケ!?」



こう云いながら私の元を離れてしまった仲間は数え切れません。



一生懸命、そして仕事熱心な子ほど、
「輝やいている時期」の寿命が短いという現実をみるたびに、
私の心は今でも痛むんです。