中年太りを回避するには?
中年太りがなぜ起こるのかというと、単純に言うと「基礎代謝」が下がるからです。基礎代謝は何もしなくても代謝するエネルギーのことを指し、これは寝ているだけでも消費されていきます。では、なぜ中年になると基礎代謝が下がるのかというと、筋肉の低下が挙げられます。筋肉は代謝がよくて脂肪と比べるとカロリーを消費しますが、中年になり筋肉量が減ると、何もしなくても消費されるカロリー量が減り、若い頃と同じ運動量だったとしても消費されるカロリーが少なくなりますので、結果、摂取カロリー > 消費カロリー となり、体重が増えます。もちろん基礎代謝は筋肉だけでなく、内臓の老化であったり様々な要因が絡んでいるのですが、主に言われているのは筋肉です。参照:e-ヘルスネット他にも、体温が低いと基礎代謝が下がります。基礎代謝は体温が1℃上がると、12~13%基礎代謝が上がると言われています。体温の上げ方については、筋肉量を増やすことが一番なのですが、他にも入浴する(浴槽につかる)、内臓を温める、運動をするなどによっても基礎体温が上がり、基礎代謝も上がります。基礎代謝が上昇するとそれだけ何もしなくても消費されるカロリーが多くなるので、「痩せやすい体質」が作れます。この基礎代謝を多く占めているのが、筋肉だと言われており、中年になると筋肉量が20代の頃と比べるとどうしても低下してしまいます。この結果、年を取ると「太りやすい体質」になってしまい、中年太りが起こるとされています。ですので、若い頃と同じ運動量ではなく、40代50代になれば、無酸素運動(筋肉トレーニング)を増やしたり、ウォーキングを30分程度行なったり、基礎体温を上げるため、腸内環境を整えたりと様々な取り組みが必要になっていきます。なかなか難しいことですが、日課にしてしまえば、歯磨きしたりお風呂に入ったりするのと同様、めんどくさくてもしなければいけないものになりますので、それまでは多少の頑張りが必要になります。⇒8日間無料ダイエットメルマガはこちら