日本のエイプリルフールは昨日でしたが
アメリカのエイプリルフールは今日でした。
エイプリルフールにおける日本の「嘘」って
どこかシャレが効いているというか
とんちが効いた感じの楽しい嘘が多いと思うんですよ。
マクドナルドから「マックの内弁当」販売!
みたいな。
でもアメリカにおけるエイプリルフールの「嘘」って
皮肉が効いたブラックジョーク的なものが多くて
「これが面白いんだ?」といつも思っていたら
今年の「嘘」は「面白くない」ではなく最低最悪でした。
例えばこちら。
2017年アストロズによって行われていたとされる「サイン盗み」のことを引き合いに出しているんですが、その内容は
「MLBのマンフレッドコミッショナーが2017年にアストロズが獲得したタイトルを全て剥奪する」というもので
しかもご丁寧に当時アストロズに在籍していた選手の氏名まで書いてあるんです。
この中には不正に反対していた人だっているし
今はみんな真面目に努力しているのに
どうして今になってこんな扱いをされないといけないんでしょうか。
「エイプリルフールだから」で何でも許されてしまうなんておかしいと思うし全然笑えません。
そしてなんと言っても更に驚いてしまったのがこちらの投稿でした。
大谷翔平は出場停止
大谷翔平はエンゼルスに戻ることを望んでいる
大谷翔平は犬につまづいてケガをした
大谷翔平の賭けを隠すためドジャースはシリーズ第3戦で敗退する
大谷翔平は私のページをフォローしている
アメリカ人はこういうクソ意地の悪いブラックジョークが大好きで面白いんでしょうけど
今のこのタイミングでこんなのアリ?
それにもしかしたら、これを本気にして拡散する人が出てくるかもしれないし
今現在大問題になっている事なんだから「嘘」とわかっていても
「目立ちたい」という理由で「やっぱり大谷は黒だった」って大げさに騒ぎ立てる人が出てくるかもしれないですよね。
もしそうなったら責任取ってくれるんでしょうか。
この投稿のコメントを見てみたら
ジョークとして楽しんでいる人
ただただ爆笑している人
「その通り!そうだそうだ!と煽っている人が圧倒的に多かったんですが中には
「全然面白くない」
「こんなことして楽しい?」
「自分がされたらどう思うの?」と
軽蔑的な目で見ている人もいて
ほんのちょっとだけ怒りが収まりました。
ある日突然
「自分の分身」という存在だった人を失ってしまったというのに
こういう国で頑張らないといけない翔平に
不安やプレッシャーがないわけない。
このやつれ方を見てください。
ほんの少し前までこんなだったのに。
今は、気丈に明るくふるまっている姿を見るのがとても辛い