沈没したKAZU1が海面から約20mのところまで引き揚げられた映像を見て「これで沈没原因の解明ができる」と安堵していたのですが・・・

 

 

 

作業が順調に進めば今日24日にも海上に引き揚げられる予定だったのに、その直前になってなぜかまた沈没。

 

 

 

つり上げたカズワン、沈没地点より深い182mの海底に落下

 

 

 

 

サルベージ船について詳しい知識があるわけではありませんが、

沈没船を海底から引き揚げることよりも、海中から海上にあげる時の方が困難であることぐらいはわかります。

 

海中では浮力が効いているのに対し、海中から海上に引き揚げる時は浮力がなくなる代わりに重力がかかってきます。

しかも海水で満たされた沈没船は本来の重さとは比べ物にならないほど重くなっているからです。

 

そのため「もし失敗して落下させてしまったら」という危険性を考えて、海上への引き揚げ作業をするのは浅瀬に持っていってから・・・というのも納得できます。

 

浅瀬なら万が一失敗して落下してしまっても再度引き揚げるのがそんなに難しくないからです。

 

 

でも調べてみたところ、知床半島の海というのは海流と潮流が激しいので、沈没船を海中に吊ったまま移動させるのは非常に難しくて危険性がかなり高いと言います。

 

そういう場合、移動する前にロープを増やして補強したり、船全体に網をかけてすくっておくのが通常なんだそうですが

今回なぜかその方法が一切取られていません。

 

何で?

何でしなかったの?

 

 

 

しかもです。

 

しかも、いつ・どこで落下してしまったのかわからないんだそうです。

 

 

何で?

こんな重要な船なのに

誰も見張ってなかったの?

 

 

 

これって「再度引き揚げればいい」っていう話ではありません。

決定的な致命的大ミスと言えると思います。


事故原因を追究するための証拠品として価値が損なわれてしまうのは確実ですし

例のあの社長も「沈没した時と落下した時に壊れたんだ」という言い訳が使えるようになってしまうからです。

 

 

【やらかしたもん勝ち】知床遊覧船社長 無罪になる可能性 ←この記事の中でこの事故には裏と言うか闇がある気がしてならない」「海上保安庁と国土交通省がこの社長から何か貰って優遇していたとしたら今回の事故は必ず闇に葬られる。国の威信にかけて」と書きましたが、なんか本当にこのとんでもない憶測の真実味が出てきてしまいましたよね。

 

あんな不備だらけの営業内容だったのにOKを出すって絶対におかしいし、KAZU1が以前座礁事故を起こした時、修復のチェックをしてOKを出したのも国交省です。

 

 

もし船底にあいていた穴というのが、国交省がチェックしてOKを出した部分と同じだった場合、

「今回の沈没事故の原因はOKを出した国交省の責任」という事になって大変な事態に発展する可能性があるので、何が何でもこの沈没事故の原因を真相を揉み消したいに決まっています。

 

 

となると・・・

 

関係者から「口封じ」という名の自殺者が出ないことを祈るばかり。

 

 

 

 

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