チッ !
『 チッ
』
ばあちゃんと二人
仲良くコタツに入って、TVを見ていた時。
これみよがしに じいちゃんが
『 気配り 目配り 心配り 』 『 気配り 目配り 心配り』
とお題目を唱えながら
電気ポットに水を足してきた。
入れるんならだまって入れろよ ![]()
その恩着せがましさに
思わず二人で 舌打ちした。
『 チッ
』 ![]()
もしこれが だまってお水を足してくれていたなら
『ありがとう じいちゃんのおかげで
温っかいお茶がのめるよ』 ッていえたのに、
あの恩着せがましい
『 気配り 目配り 心配り』 の一言で
台無しだ。
かわいそうに じいちゃん
行動的には何も悪い事はしていないのに
むしろ感謝されてもいい事をしたのに
『 チッ
』 と 舌打ちされたあげく
二人ににらまれる羽目に。
その後
『 あの じじいは・・・まったく・・・ 』 と
話に花が咲き
おいしいコーヒー
ばあちゃんと二人で飲みました ![]()
これもじいちゃんの
『 目配り 気配り 心配り』 のおかげです。
ありがとう ![]()