お餅つき
お餅で商売はしていないが
なぜか どこからともなく
毎年大量のお餅の注文が。
忙しさのあまり殺気立つ我家
突然、自分のことを『おれ』という ばあちゃんが切れた
『この餅 じじいに投げつけて、 おれは川に身を投げてやる 』
(どんだけのぶち切れ具合だ まったく・・・)
熱々の餅をうちわで扇ぎながら冷静に私が言った。
『どうでもいいけど この寒いのにレスQの人や
消防団の人に迷惑かけるから違う方法にしてくれ 』
そんな殺伐とした人たちが作ったとは思えない
角のない まるまるとした鏡餅ができあがった。
そんな我家は、ここ10年間
『来年は餅引き受けないようにしような』 と
同じ言葉を繰り返し毎年 お餅をついている。
さて明日は、危うく熱々のお餅を
投げつけられそうなった じじいが
年越し手打ちそばを打ってくれます。