いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットライフの船田です。
いまドイツの農民と政府が戦っています。
農家の方に言わせれば、「これはドイツ政府が我々に宣戦布告したのと同じ」だという。
脱炭素政策の一環で、ドイツ政府は農家への補助金を打ち切ることを発表し、2023年12月中旬にベルリンで大規模なトラクターのデモがありました。
そのあと、補助金の打ち切りは緩和されたのですが、その後撤回され、初めの政策通り、完全に撤廃することを政府は発表しています。
このままいくと、2026年にドイツの農業は消滅します。
また、ドイツの鉄道でもストライキが実行されており、ドイツの鉄道は平常の2割程しか運転できていないという。これは、インフレに抗議する鉄道職員のストライキです。
これは、日本にとっても他人事ではない。日本政府は、もっと陰湿で分かりにくい方法で、日本の農業を消滅させようとしています。
たしか、以前オランダでもトラクターのデモがあった。いま欧州は、農家も戦争状態です。日本人も知っておいた方がいいと思うのでシェアしました。
【ベルリンAFP=時事】
ドイツの首都ベルリンで2023年12月18日、農業補助金の削減計画に抗議する大規模なデモが行われ、農業関係者数千人が市中心部をトラクターで占拠した。(写真は農業補助金の削減計画に抗議し、独ベルリンのブランデンブルク門付近に集結した農家のトラクター)
抗議デモの参加者は警察発表で6600人。ドイツ農民連盟(DBV)は8000~1万人としている。
ドイツでは新型コロナウイルス対策予算を気候変動基金に転用した政府の措置について先月、違憲とする司法判断が下った。この影響で先週、農業用ディーゼル燃料の税控除廃止など補助金の削減が発表され、農家が反発している。
DBVの代表は、ディーゼル燃料の税控除廃止は農家にとって年間10億ユーロ(約1560億円)以上の負担になると指摘。「これは宣戦布告だ。われわれは受けて立つ」と述べた。
デモの参加者は、ベルリン中心部のブランデンブルク門付近にある主要道路の一つを封鎖し、路上に肥料を投棄した。
また、チェム・エズデミール食糧・農業相を大声で非難したり、カウベルを鳴らしたりして抗議した。
エズデミール氏は独公共放送ARDに対し、補助金の削減計画によって農業分野に「過度な」負担がかかることを認め、「そのような厳しい事態が起こらないよう、閣内で尽力している」と述べた。
【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕
ニュース動画
ドイツで鉄道の運転士や農家らが各地でストライキや抗議デモをしていて交通網や物流網に影響が出ています。
ドイツでは鉄道運転士の労働組合が物価高を補う賃金上げと、週38時間から35時間への労働時間の短縮を求めて10日から3日間の全国的なストライキを実施しています。
最大の鉄道会社「ドイツ鉄道」では長距離高速鉄道が平常時の2割ほどしか運行しておらず、数十万人の乗客に影響が出ています。
貨物列車の運転士も9日からストライキに突入していて、物流面への影響も深刻です。
また、農家らも今週、燃料の補助金削減に反対して抗議デモを行っています。 ドイツ各地で都市の中心部をトラクターがクラクションを鳴らしながら走行する光景が見られました。
ベルリンの観光名所、ブランデンブルク門の周辺や高速道路もトラクターやトラックで占拠し、ソーセージを焼くなどして交通渋滞を引き起こしました。 [テレ朝news]