![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231125/16/diet-joy/11/52/j/o0678045215368943845.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231125/17/diet-joy/8d/5d/p/o0712108015368986277.png?caw=800)
呼びかけに反応せず
イギリス中部に位置するダービー市に住んでいたジョージア・グリーンさん(14)は昨年5月11日、寝室で意識不明となっているところを、母親のクレアさんによって発見された。
その日、ジョージアさんは習い事に行く前に「少し眠りたい」と言って自室へ。出かける時間になっても現れないためクレアさんが起こしに行き、異変に気付いて救急車を要請したが、心肺蘇生を試みるも息を吹き返すことはなかった。
写真ここから
船田の関連記事
05:02 12/18 2015植田武智
P&Gのファブリーズ。「赤ちゃんにも安心」と書いてあるが....。
P&G『ファブリーズ』等に使用される除菌成分「Quat」(第四級アンモニウム塩)によって、メスのマウスで妊娠率や生まれる胎仔数の減少、オスで精子濃度や運動性が減少したという研究が米国で発表され、先月(11月18日)、環境団体が警告を発表した。
毒性が発見されたきっかけは、大学の実験室の洗浄剤をQuatに変えて以降、実験動物の流産が増えたことだという。
カーペットや布団に噴霧したものを吸い込んだり、子供がなめたり、また車用の場合は直接吸入されるため、妊娠中の母親、赤ちゃん、若い男性は、使用を控えたほうがよい。
布団へのスプレーで噴霧される量の0.8%以上を飲み込むだけで安全とは言えない量となる計算だ。
ファブリーズ以外にも、第四級アンモニウム塩は、汗やにおい対策の薬用化粧品などに、殺菌成分として使用されている。
要注意の化粧品を一覧表(5つめの画像参照)にしてつけたので、購入時にチェックしてもらいたい。
【Digest】
◇消臭・除菌スプレーの安易な使用で危険性はないか?
◇実験室の洗浄剤が原因で妊娠率減少
◇オスのマウスでも精子減少
◇東京都の試験でも赤ちゃんマウスに健康被害
◇除菌成分の含有量は非公開とP&G
◇布団へのスプレー量の0.8%以上吸い込むと危険
◇汗・ニオイ防止の薬用化粧品にも使用
◇消臭・除菌スプレーの安易な使用で危険性はないか?
ファブリーズのコマーシャルでは、布団や洋服、カーペットにこたつなど、あらゆるもの消臭・除菌に使用することを勧めている。
メーカーのP&Gは、製品ホームページで、「一部のソーシャルメディア上において、ファブリーズのペットへの安全性に関する不安の声が見受けられますが、これは事実ではありません。
製品を正しくお使いいただいた場合、人と同様に、犬や猫に対する安全性上の問題は考えられません」と主張するものの、自社で検討したというだけで、具体的な研究データは示していない。