放射線米になってしまうお米の品種を知っておこう。もうあきたこまちやコシヒカリは買えないよ。 | 心と体を健康にするダイエット法

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いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットライフの船田です。
 
これから、どんどん放射線で狂ったお米が流通します。
2025年ごろから、もうあきたこまちやコシヒカリは買う気がしない。
 
放射線を照射して遺伝子を壊したコメの品種がどんどん増えてくるけど、まずは・・
 
コシヒカリ
あきたこまち
ササニシキ
ひとめぼれ
 
などなど。
みなさま、ご注意くださいね。
 
放射線米の記事をシェアしたので、参考にして下さい。
 
 
秋田県がお米を放射線育種に全量切り替えようとしている件のパブコメその3(締め切り8月21日まで)
 「あきたこまちRは放射線育種じゃない」(秋田県担当者)
 8月1日に秋田県で開かれた講演会でも秋田県の担当者は「コシヒカリ環1号は放射線育種だけど、あきたこまちRは違う」などと言っていた。でも、これはとんでもない話。
 
 というのも、コシヒカリ環1号はコシヒカリのタネに重イオンビーム照射した3000のタネの中から選ばれた1つ。照射後、栽培すると3つだけ、カドミウムの極端に低いものが出てきた、もっともその中で2つは使えず、結局、最後に残った1つがコシヒカリ環1号になる。その3つがなぜ、カドミウムを吸収しなかったのか、遺伝子解析したらOsNramp5と名付けられた遺伝子が壊れていた。つまり、この遺伝子がカドミウム吸収に関わっているらしいということになった。この遺伝子を日本の主要品種で活用しようということで、交配させて、この遺伝子の入った品種を現在202品種ほど作っている(日本で作られるお米の99%以上がカバーできる数)。その1つが「あきたこまちR」。
 
 「あきたこまちR」にも「コシヒカリ環1号」で重イオンビーム照射で壊されたOsNramp5が入っている。だからその点で2つは同等品。味は「あきたこまち」だけど、「コシヒカリ環1号」と同様にカドミウムはほとんど吸収しないし、マンガンも3分の1ほどしか吸収しなくなっている。「あきたこまちR」のOsNramp5という遺伝子はどうやってできたかというと重イオンビーム照射によって作ったのだから放射線育種品種以外のなにものでもない。「あきたこまち」に近づけるために何度も戻し交配をしているから、それはもう放射線育種ではないというのであれば、この戻し交配とは放射線育種ロンダリングとしか言いようがない。
 遺伝子組み換えしてあっても、「ゲノム編集」してあっても、戻し交配してしまえば、それはそうでなくなるというのであれば、すべて戻し交配してしまえば素性は隠せることになる(恐ろしいことに「ゲノム編集」の場合はこの理屈を農水省は主張している)。もうこうなると何やってもOKになってしまう。そんな屁理屈を受け入れるのはダメでしょ。
 
 また農水省お抱え御用ジャーナリストが原発推進雑誌に「市民が放射線育種米などというウソをばら撒いている」という趣旨のことを書いている。この方は農水省は農薬やバイオテクノロジー企業のヨイショでお忙しいらしく、勉強する時間がないのだろう。「放射線育種」とは、農水省自身が使っている言葉だ。ガンマ線をあてる施設は「放射線育種場」と命名している。
 
 もっとも、政府が使っているからいいというわけじゃなくて、この「放射線育種」という言葉には実は、問題がある。
 その問題の1つが誤解を作り出す。「育種」という言葉は専門用語で品種改良を意味する。だけど、普通に読むと「タネを育てる」と読んでしまって、「放射線をあててタネを育てた米だから放射性物質に汚染されている」などと考えてしまう人が出てくる。これはそうではなく、放射線をあてて遺伝子を壊し、前とは異なる性格を持つ品種を作り出すことを意味している。お米が放射性物質に汚染されているわけではない。
 
 もう1つの問題は果たして、放射線あてることで品種改良って本当に成り立つのか、という話。実際には遺伝子を壊している=生命を毀損しているわけで、品種改良どころか、品種を損なうことになると僕などは考えるので、それを品種改良=育種ではないと考えるから「放射線育種」という言葉はそもそもおかしい。
 
 さらにもう1つ。実は日本には放射線育種された農作物は米、小麦、大豆、雑穀、花など多数に及んでいる。でも、これは実質的に終わった技術で、農研機構の放射線育種場、ガンマールームも2022年に閉鎖されている。今回のものは従来のガンマ線をあてるのではなく、加速器を使って、エネルギーを集中させる重イオンビームが使われており、従来の放射線育種と異なる。
 後者の技術に関する研究は世界でも稀で、その問題も十分わかっていない。前のものがかなり出回っているから、これもいっしょにしてしまえ、としたら、それは大きな問題。遺伝子組み換えと「ゲノム編集」がまったく同じでないように、ガンマ線照射の放射線育種と重イオンビーム照射のものとは同じではない。その問題もこの言葉は隠してしまう。
 
 だから「放射線育種」という言葉には難がありすぎるから、別な言葉で言い換えることを提案しようとした。考えたのは「重イオンビーム遺伝子操作米」。この方が本質を言い当てていると今でも思うのだけれども、重イオンビームは「ゲノム編集」のように遺伝子を操作する能力があるわけでなく、ただ通り道の遺伝子を破壊するだけなので、賛同は得られなかった。
 
 実は農薬という言葉もおかしいし、遺伝子組み換えという言葉もおかしい。だけど、通用してしまっているので使わざるをえない。結局、今回も農水省が使っている言葉を使うしかないということで、しぶしぶ「放射線育種」という言葉を使い続けている。それなのに御用ジャーナリストが「放射線育種」という言葉に文句を付けるのは、筋違い。そもそもあなたの親分が使っている言葉をこちらはしぶしぶ使っているのだから。
 
 現在、こうした品種が203品種(開発中も含む)。おそらく日本のシェアがほとんど置き換えられる数が開発されている。日本の主食がすべてが同じ壊れた遺伝子を持ち、1つの特許に縛られるというのはやはり恐ろしい。
 「その遺伝子の機能欠落により、激化する環境変化に耐えられなかった」
 「その問題を持たない稲に切り替えたかったけれども、100%が切り替えられてしまっていたため、時間内に種籾が得られなかった」
 そして食料危機に直面する。こんなことになりかねない。
 
 秋田県でも放射線育種に全量転換する計画なのは「あきたこまち」だけではない。この他、「秋のきらめき」「めんこいな」「ゆめおばこ」「つぶぞろい」「ぎんさん」「サキホコレ」「淡雪こまち」「ササニシキ」「たつこもち」「きぬのはだ」「秋田酒こまち」「美山錦」「百田」「一穂積」「秋田63号」「ひとめぼれ」が放射線育種米に全量転換される可能性がある。また、秋田県だけでなく、農水省は他の都道府県でも進める方針だ。
 
 遺伝子の機能はまだまだつかめていないにも関わらず、壊して、その壊れた遺伝子をすべてのお米に入れていくという発想がそもそも間違っていると思う。その損なわれた機能ゆえ、農家の負担、消費者のデメリットは確実に増えていくだろう。
 農家にとっては、稲が病気にならないよう、マンガン不足にならないようにマンガンを足してやらないといけないし、自家採種は禁止されるし、また食べる上でもマンガンが足りないのは大きなデメリットだし、その他、どんな危険があるか、まだわからない。
 一方メリットはどうかというと、汚染対策事業費の削減くらいしかないだろう。多くの農家、消費者にとってはデメリットだらけである。
 
 ということで、「あきたこまちR」は放射線育種である。農水省も秋田県も事実に基づいた情報提供に徹してほしいと思う。
 
 秋田県議会のパブリックコメントに関する情報は以下(手紙、ファックス、メール、Webフォームのどれでも送ることができます)。8月21日締め切り
https://pref.akita.gsl-service.net/doc/2018050800035/
 
参考:
3. 「コシヒカリ環1号」と「あきたこまちR」について
https://project.inyaku.net/archives/9401#_Toc143070376
4. 重イオンビームで破壊された遺伝子の影響について
https://project.inyaku.net/archives/9401#_Toc143070377