いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットの船田です。
昭和21年といえば、終戦後で、まだ配給が残っている時代。
そして、預金封鎖をされ、国民の生活は困窮していました。
その当時、いまの財務省が一般家庭の生活費を計算して発表したのですが、現実と合わないと批判するニュース映画です。
当時の動画や写真を使って、具体的な金額が出てくるので興味深いです。
私が一番驚いたのが、住居費が月に50円くらいなのですが、この金額で買えるのは、ヤカンと鍋くらいです。
インフレで物の価格が上がりすぎているのか、持ち家だからローンがないからかもしれませんが、両方合わせても闇財務省が提示した月の生活費の1/10です。
現在の私たちの暮らしは、住居費には、賃貸住宅の家賃か、または住宅ローンで、毎月の給与の1/4から1/3は使っていると思います。
仮に持ち家の方でも、消耗品を合わせて住居費が給料の1/10という方はいないのじゃないかと思います。持ち家なら固定資産税もあるしね。
現代の家計的価値観と、まるでちがうので、驚くことばかりです。少なくとも、日本では、かなり不動産関係で搾取されているんだとわかります。
あとダイエットコーチ的に気になったのは、食糧のところで、当時の国民は配給だけでは食べていけず、闇市で食料を買うことも多かったのです。それで2400キロカロリー位だった。
その当時の食べるカロリーより、現代人の食べるカロリーは少ないというのがまず驚きですね。現代人の消費カロリーは、だいたい1900キロカロリー前後です。
終戦直後の、飢えた時代よりも、さらに少ないカロリーしか食べていない現代人。しかも、その食べている食品が遺伝子組み換えだったり添加物の多いものだったり・・・。
それは、栄養失調になるよなと思うニュース映画でした。
こちら前編