いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットの船田です。
東京在住の方、約5000人の血液検査でビタミンD不足が98%になることがわかったという。
それは、そうでしょうね。
ビタミンDは、魚とキクラゲと干し椎茸などに多く含まれ、現代人が食べない物ばかりです。当然、若い人ほど食べない食材ですね。
しかも、日光に当たることで体内で合成されるのですが、現代人はほとんど日光に当たりません。しかも、わずかな太陽に当たるのも避けるため日焼け止めを塗る人も多いです。
これで、ビタミンDが不足しないわけがない。
また記事の中では語られていないけれど、ビタミンD不足は免疫力を落とすことがわかっています。
しかも、ダイエット的には、ビタミンDが不足すると太りやすくなるのです。
政府も栄養学も、ビタミンD不足の危険性を言わないだけではなく、むしろ、ビタミンD不足を助長するようなことを多く発信していると思います。
また、サプリメントでビタミンD不足を補うのは危険だとさえ言っています。栄養学の教科書に書いてあるからです。これは、鉄分もそうですが、はっきり言って医療マフィアとグルです。
免疫力が栄養不足で落ちているからこそ、コロナ等のパンデミック詐欺に持ち込めるわけですからね。
政府の嘘、栄養学の嘘に気づいた方は、サプリメントも併用しつつ、栄養不足は回避したいものです。
それには、魚を食べること、キクラゲや干し椎茸を食べること。そして、もう少し日光に当たることを考えてもいいのではないかと思います。
しかし、魚も干し椎茸も結構高いですからね。日本人の貧困化が栄養不足を招いている可能性も高いです。
北欧の方などが、日光浴を習慣にしているのは、身体が求めるからですよ。
この「浴」という字の付く行為は、すべて健康に良いです。
入浴、森林浴、海水浴、日光浴など。
日光浴がどうしても無理なかたは、せめてサプリメントを活用するべきだと思います。
日本でもビタミンDのサプリメントを売っていますが、容量がかなり少ないので、海外製のサプリメントを選んだ方がいいかもしれません。
船田は1日5000IUのビタミンDサプリを飲んでいますが、このIUという単位もややこしくする原因だと思います。
東京慈恵会医科大学らの研究チームは、2019年4月から約1年間、東京都内で健康診断を受けた5518人を対象に、血液の中のビタミンDの濃度を調査。
その結果、98%の人がビタミンD不足に該当していることがわかった。 また、年齢が低い人ほどビタミンD不足の割合が高くなった。
そもそもビタミンDは、シイタケなどのきのこ類や鮭、サンマ、イワシ、ブリなどの魚に多く含まれている栄養素。これらを摂取するほか、日光を浴びることで作られる。
ビタミンDが不足すると、骨粗鬆症などのリスクが高まるという。 今回、測定されたビタミンDを調べたところ、ほとんどが動物由来あるいは日光由来のもので、植物由来のビタミンDはほとんど検出されなかった。
このことから、日本人の食生活の変化によって、植物由来のビタミンDが摂取されなくなったことが推察されるという。 98%の人がビタミンDが不足しているということは、我々が食生活で必要量をとるのは難しいのか?どう対策すればよいのか?
研究チームの一人である、東京慈恵会医科大学の越智小枝教授に詳しく話を聞いた。
骨粗鬆症や死亡のリスクが高くなることも
――なぜ今回、この調査をした?
我々のチームは元々脂溶性ビタミン(ビタミンの中で水に溶けにくく、脂肪に溶けやすいビタミン)の研究を行っていましたが、その中でも最も有名な脂溶性ビタミンであるビタミンDについては、骨粗鬆症や心血管疾患のリスクを高める基準(カットオフ値)は知られているものの、基準値(健常人の95%が含まれる値)についてはよく知られていませんでした。
また、生活の近代化等により、ビタミンD欠乏は世界中で「パンデミック」と呼ばれるほど広がっていることが知られていましたが、現代の日本では実際にどの程度の値なのか、ということも十分には知られていませんでした。
今回、島津製作所の機器開発により、短時間で大勢の血清を測れる検査システムが作られたことをきっかけに、これまで確立してこなかった血液の中のビタミンの濃度、血清25(OH)Dの基準値を測定しようと思ったことが今回の調査の理由です。
――東京在住の98%の人がビタミンD不足という結果が出た時、どんなことを感じた?
「世界でも長寿の日本人の98%が不足ってどういうことだ」というのが正直な感想です。最初に考えたのは、「ビタミンD不足の定義が違うのではないか」ということです。
しかし、実際にこれまでの疫学調査では、この値をカットオフ値にして骨粗鬆症や死亡のリスクが高くなることが知られています。
もちろん測定機器のエラーなども考えましたが、血清のうち100検体を他の検査方法でも測定することで、精度の検証も行っていますから、この可能性はないと考えました。
ただし、これまでの調査で体脂肪率が上昇すると血清25(OH)D濃度が下がるとも言われています。
昔の疫学調査に比べ、健常人の体脂肪率が上がったことで25(OH)Dのカットオフ値も変化している可能性は0ではありませんが、世界中の疫学調査からはこれは否定的だと考えます。
――そもそもビタミンDは、どんな食べ物に含まれている?
ビタミンDは食べ物からの摂取と、日光浴による皮下での合成という2つのルートで得られます。(2つのルートが確保されている、ということはビタミンDがどれだけ体にとって必要なものかということを良く示しています)ビタミンDの含有量を100g当たりでみると、乾燥キクラゲや天日干しのシイタケが圧倒的に高いですが、100g食べるのは難しいかもしれません。
鮭やサンマ、イワシ、ブリ、ウナギ、シラスなどの魚にも多く含まれています。
――ビタミンD不足だったのは、どんな理由が考えられる?
生活の近代化により日照時間全体が少なくなったこと、更に皮膚がんへの懸念や美容面から外出時に日焼け止めを塗る方が増えたことが大きな原因だと考えられます。(そういう意味では、東京以外の地域でも同じような測定を行う必要があると考えています)
また、日本人は従来干しシイタケや海産物などの摂取が多く、食べ物からもビタミンDを良く摂取している、と言われてきましたが、食生活の変化により食べ物からのビタミンD摂取量も減ったことも原因と思われます。
欧米では大分前から日光や普通の食事でのビタミンDの十分な摂取が困難と言われ、牛乳などの食品にビタミンDが添加されるようになっています。
日本ではビタミンD中毒のリスクを懸念してこのような対応が行われてこなかったため、食物で十分ビタミンDを摂取できなくなっている可能性があります。
ビタミンDは毎日摂取しなくてもよい
――ビタミンDを摂取する1日の目安はある?
厚生労働省では一日の摂取量の目安は1日8.5μgと言われています。ただし日光に全く当たらない場合は15μgくらい必要とも言われています。
――日常の食生活でビタミンDを必要量とるのは難しい?
ビタミンDは体内に蓄積するので必ず毎日摂取しなくてはいけないわけではありません。意識をすれば平均8.5μg摂取することは物理的には必ずしも難しくはありません。例えば2、3日に1回鮭の切り身を一切れ食べる等。
ですが、あまり意識するとカロリーや尿酸などの摂取が増えてしまいますので、バランスを取ることが難しい人もいるかもしれません。
――日光浴でビタミンDを摂取するなら、どのくらいの時間が必要?
これは肌の色や季節、天気などにもよりますので難しいです。また、日焼け止めを塗ってしまうとビタミンD産生が低下します。
日焼け止めを塗らずに日光に当たる時間を作るのもよい
――昔は、ビタミンDが不足する人は少なかった?
2016年の慶応義塾大学の文献を確認すると、ビタミンD不足は80%だったようです。また、国立環境研究所の2003年の若者対象の調査でもビタミンD非充足が80%くらいに見られており、実は少し前からの問題であった可能性も高いです。
ただし、地域によって異なる可能性もあります。
――ビタミンDを摂取する上でのアドバイスは?
脂溶性ビタミンは体内に蓄積する為、必ずしも毎日摂取する必要はありません。また、あまり過剰に摂取すると、高カルシウム血症やビタミンD中毒を起こし、吐き気、鬱、食欲低下などを起こしたり、尿路結石などを来したりする場合もあります。
一番よいのは定期的に25(OH)Dを測定しながら、不足していたら食生活を改善していくということだと思います。
食べ物の場合、前述のように尿酸やコレステロールを摂りすぎてしまう場合もありますので、他の栄養素にも注意が必要です。また、日光浴は過剰摂取を起こさない非常によいビタミンD補充方法です。
日焼け止めを塗らずに日光に当たる時間も作れるとよいかな、と思います。 ビタミンDの摂取は、2、3日に1回鮭の切り身を一切れ食べる程度で良いようだ。
また、日光に当たる場合は、日焼け止めを塗らないのもおすすめということだ。ただし、過剰摂取も良くないそうなので、バランス良く摂ることを心掛けたい。
プライムオンライン編集部