いとしいあなたへ
やせることが目的のさまざまなダイエット方法がある中、
今日は、やせることより、健康で長生きが目的のダイエットのご紹介。
高齢になればなるほどやせるダイエットでは、筋肉量の低下を招き老化を促進、寝たきりになるリスクが高くなります。
平均寿命が延びたにも関わらず健康寿命との差が広がる昨今、いつまでも健康で自分の足で歩きたいですよね。
「ブルーゾーン」、日本では聞き馴染みがないかもしれませんが、アメリカの探検家であり作家のダン・ブエットナー氏が『ナショナル・ジオグラフィック』やアメリカ国立老化研究所と協力し、人類学者、疫病学者と共にチームで調査を進め、100歳以上の人々の割合がもっとも高い5つの地域を特定した研究に基づいてつけられた呼び方です。
心臓病、糖尿病、ガンなどの慢性疾患の発生率が低く、「健康で長寿な人々が数多く居住する地域」をいいます。
ブルーゾーンで暮らす長寿者には共通点があるといいます。
ブルーゾーンダイエットは、ブルーゾーン地域外に暮らす人たちが、自分のライフスタイルや健康の参考にしようと広まった食事や生活スタイルです。
ブルーゾーンはどこ?
5箇所あげられます
沖縄、日本:
長寿地域として知られる沖縄も、ブルーゾーンの一つ。
近所づきあいの親密さが、長寿の理由のひとつと言われています。腹八分目で過食を避ける。
サルデーニャ島、イタリア:
サルディーニャ島は地中海で2番目に大きな島であり、長寿男性が多い地域です。
地元の羊飼いは毎日少なくとも8キロ歩き、主に植物ベースの食事をとります。肉は日曜日と特別な日にのみ楽しみます。
カリフォルニア州ロマリンダ、アメリカ:
サンバーナーディーノ群のロマリンダ市は、アメリカで最も長寿の割合が高い都市です。
ロマリンダはセブンスデーアドベンチスト(キリスト教の宗派)が多く、ベジタリアン食に従い、毎週安息日を守っている住人が多いのだそうです。
ニコヤ、コスタリカ:
ニコヤ半島には、人生に対して前向きな高齢者が多く暮らしています。
彼らの食事は抗酸化物質が詰まったトロピカルフルーツが豊富で、水はカルシウムとマグネシウムが豊富で、心臓病の予防に役立ち、強い骨を作ります。
イカリア島、ギリシャ:
ギリシャのこの島は、オリーブオイル、果物、野菜、全粒穀物、豆が豊富な地中海式ダイエットが実践され、イカリアンは午後の休憩に時間をとる習慣があり、長寿で知られています。彼らはアメリカ人よりも心臓病罹患率は半分、ガンの罹患率は20%も少ないのです。
さらに、ほとんどのイカリアンはギリシャ正教のキリスト教徒であり、基本的にビーガン食が基本で数回の断食を続けています。
ブルーゾーン地域のライフスタイルに共通の習慣
ブルーゾーンは世界中にありますが、かなりの共通点があります。
ダン・ブエットナー氏と彼のチームは、世界の100歳を超える人々の間で9つの根拠に基づく共通点を絞り込みました。これはパワー9と呼ばれブルーゾーンの寿命に最も影響があるといわれています。
1、自然に動く:
100歳以上の人はマラソンをしたり、ジムで重いリフティングを行ったりしません。その代わり、毎日庭の手入れをしたり料理や家事をしたり歩いたりして1日中活動しています。
サルデーニャ島の男性に関する調査では、山岳地帯に住むこと、長距離を歩くこと、羊飼いという仕事が彼らの寿命に関連していることが特にわかりました。
2、目的:
ブルーソーンに生きる人々は、生きることへの強い目的意識を持っている傾向があるそうです。
「生きがいとプラン・デ・ヴィダ」これはそれぞれ、沖縄とニコヤに住む人々の言葉で、どちらも「なぜ朝起きるのか」という意味です。
3、スローライフ(ダウンシフト):
どこに住んでいてもストレスは避けられませんが、100歳以上の人々は、祈っているときも、昼寝をしているときも、ワインを楽しんでいるときも、ストレスを解消できる時間を毎日持ちゆったりとしたライフスタイルを送っているといいます。
4、80%ルール:
日本には腹八分目という言葉があり、80%満腹になったら食べるのをやめるように食事の前に言われます。沖縄の人々はこれを守っているのだとか。
これは体重管理や肥満にも役立ちます。
5、菜食中心の食事:
新鮮な農産物、特に自家製のもの、そして豆は、ブルーゾーンの人々のほとんどの食事の基礎です。ブルーゾーン地域では、平均して月に5回しか肉を食べません。
沖縄の普段の食事ですって
6、ワイン:
セブンスデー・アドベンチストの信徒を除くブルーゾーンの人々の多くは、友人とまたは食事で1日1〜2杯のアルコールを飲みます。
グルナッシュブドウから作られたサルデーニャ島のカノナウワインは、特に他のワインよりもはるかに健康的なフラボノイドを含んでいます。ブルーゾーン地域全体でお茶も毎日飲まれていますが、ソフトドリンクのような飲み物は確認されていません。
7、信仰:
ブルーゾーンの人々の大多数は信仰に基づくコミュニティに属しており、信仰に基づくサービスに定期的に参加しています。
8、家族:
100歳以上の人は家族を第一に考え、家族との絆が強いようです。
パートナーを大切にし、子どもたちとの思い出を作るために時間をかけています。
9、ソーシャルネットワーク:
友人や地域の人たちとのソーシャルネットワークは、ブルーゾーンに生きる人々の健康をサポートしています。
特に沖縄の人々は、モアイと呼ばれるものを作りました。これは、5人の友人のグループであり、互いに信頼関係に根ざした積立金の給付システムがあるそうです。
「ブルーゾーン」ダイエットとは何ですか?それはどのように機能しますか?
2018年に発表された研究によると、ブルーゾーンの人々の慢性疾患少なさとの寿命との関係の背後に、食事の選択による抗炎症効果であることが示唆されています。これによると、100歳以上の人は必ずしも完全にビーガンである必要はありませんが、彼らの食事は主に植物中心の食事が多いということです。
野菜、特に自家製は、ブルーゾーンの人々にとって非常に重要であり、ビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化作用が豊富にあります。
豆とレンズ豆は、植物ベースの重要なタンパク質源です。野菜と同様に、マメ科植物も大量の食物繊維を含みます。
心血管疾患のリスクを軽減することから血糖値の制御を助けることまで、さまざまな利点があります。
オリーブオイルなどの健康的な脂肪は、ブルーゾーンのいくつかの地域で使用されており、心臓に健康的な脂肪酸と抗酸化物質を数多く提供しています。
ブルーゾーンの人々は赤身の肉をあまり食べません。また魚は食べても週に3回程。甘いお菓子は適度に食べているようですが、食べすぎはしません。
適量の食事をバランスよく食べ沖縄の人が腹八分目のルールに従うように、肥満になりにくい食生活をしているのがポイントです。慢性疾患の予防に貢献しているのだとか。
ブルーゾーンダイエット食品リスト
ブルーゾーン地域の人々が食べている「パワー9」の原則に基づいて、ブルーゾーンダイエットを始めるのに役立つフードリストをまとめました。
農作物
・果物:
リンゴ、バナナ、ベリー類、ブドウ、オレンジ、パパイア、パインアップル、プラム類、スイカなど
・野菜:
ピーマン、ビーツ、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワー、チャード、カラードグリーン、キュウリ、ニンニク、インゲン、ケール、タマネギ、ジャガイモ、ほうれん草、トマトなど
タンパク質
・豆類とマメ科植物:黒豆、ひよこ豆、インゲン豆、レンズ豆など
・卵(週に2~4回まで)
・魚(週に3食まで)アンチョビー、鮭、、タラ、メカジキ、マグロ、イワシなど
・ヤギ乳及びヤギ乳ベースの乳製品
・ナッツ:アーモンド、ブラジルナッツ、カシューナッツ、ピーナッツ、クルミなど
・種子:かぼちゃの種、チアシード、亜麻の種(フラックスシード)、麻の種(ヘンプシード)など
・木綿豆腐
穀物と常備食品
大麦、玄米、コーヒー、乾燥スパイスと新鮮なハーブ、できればスチールカットのオートミール、キヌア、赤ワイン、お茶、100%全粒小麦・発芽穀物パン・サワー種のパン
一度に変えるのではなく一部分でも取り入れていてはいかがでしょうか?
あなたがいつも健康で幸せでありますように!
いつもありがとうございます。
今日もありがとうございます
今日のおススメ
ヤギのヨーグルトはなかなか手に入らないけど、これは簡単
旬の野菜をどうぞ
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今日も最後までお付き合いありがとうございました。
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