いとしいあなたへ

 

前回のブログで取り上げた研究報告の中で、普段から野菜や魚、食物繊維を豊富に摂取している人の腸内では炎症を抑える働きを持つ細菌が豊富で、ファストフード好きの人の腸内では炎症を促進する細菌が豊富である可能性が高い・・・・といったことを研究者が述べていたことに、何となく腑に落ちなかったのですが(魚が腸内細菌と関係が有るというところ・・・)、今朝見ていたゲンキの時間という番組を見ていて、なるほどそうだったのか!と合点したことがあります。

 

 

今日取り上げていたのは、カツオ。

カツオなどの魚介にはオメガ脂肪酸などの優秀なアブラが含まれている上にタウリンなどのアミノ酸も豊富です。

神経系の伝達機能にはたらきかけ、認知症予防や改善、血液サラサラ効果により血行促進、動脈硬化の予防などなど、さまざまな健康効果が報告されており、目を向けられるのはそっちばかり。

 

でも、それだけではなかったのです。

 

もちろん、カツオに食物繊維があってというわけではないのですが(魚介の可食部には食物繊維が含まれていません)。

 

 

カツオといったら、鰹節。

最近は、丸ごとの鰹節をスーパーで見かけることはありませんが、パックに入ったものは愛用しています。和食の出汁に欠かせないものですよね。

 

あの鰹節が発酵食品なのです。

 

鰹節には2種類あり、

枯節はカビ付けと天日干しをして熟成させ、

荒節は煮て燻して乾燥させるのだそうです。

 

鰹節の健康効果について専門家は

「栄養価が高く、豊富なのがアミノ酸で、中でも体内で作れない必須アミノ酸が鰹節には含まれている。鰹節は発酵食品で腸内細菌を整える作用がある」などと話していました。

 

 

納得しながらテレビを見ていて、そういえばと思い出したことが。

 

スリランカで鰹節を食べます(作り方が一緒かどうかわかりませんし、鮪節かもしれないです、見た目は鰹節)。

 

カレーにも入っていて、インドのカレーより日本人の口に合いそうなあっさりタイプ。

スリランカはインド洋に面した島国。マグロの水揚げが多いので、保存のためにできたのでしょう。

 

 

それと世界のあらゆる人種が集まる、ドバイにいたとき

 

毎週2~3回市場に買出しにいっていました。そのとき魚の乾物売り場で見つけたものは、干しえび。干しえびといっても桜えびや中華材料の干しエビのような小さいものではなく、干した状態で冷凍エビのと特大サイズのエビくらいの干しエビ。

 

結構、強烈な臭いをはなっていましたが、今考えると、あれって発酵臭だったんだって思います。日本の鰹節のようにカビを付けたわけではないでしょうが、天日干しなため、虫も来るし、さまざまな菌が付着していると思います。不衛生極まりない!笑い泣き

 

臭いなと思いつつ、日本に買って持ってきましたけど。

 

 

話は横にそれてしまいましたが、今日の本題は、

 

腸内細菌の多様性。

 

腸活のためにヨーグルトを毎日食べるという人も多いでしょう。

けれども、決まった物だけ食べていては、多様性を高めることはできません。

 

そういうのは、腸内環境に詳しい内科医の桐村里紗先生です。

 

腸内環境の悪化は、ファストフードなどの調理済みの超加工食品の多い生活習慣でも起こりますし、年齢によっても変化します。

 

ストレスも腸内環境を乱す大きな要因となります。腸と脳は、神経やホルモン、腸内細菌が代謝する分泌物などにより双方向にやりとりをしており(腸脳相関)、ストレスがかかると腸内環境に悪影響を及ぼしてしまうのです。

 

ストレスを解消しながら、ストレスの影響を受けにくい体質改善にも努めましょうといいます。

 

「カギを握るのが、乳酸菌とビフィズス菌。これらの菌が少ない人は、うつ病のリスクが高いことが最近の研究から分かっています。また、土の中にいる「土壌菌」の一種にもストレス耐性を高める働きがあることが分かっています。

 

 

実は、腸に定着する菌の種類が決まるのは幼少期です。ところが今、新型コロナの影響で、あらゆる場で殺菌や除菌が必要に。つまり、子どもたちが健康的に有用な菌に接する機会が減少し、腸内の多様性の土台が築きにくくなっているのです。  こうした時代だからこそ、特に子どもたちは、発酵食品などで様々な菌を摂取する「菌活」はもちろん、アウトドアや家庭菜園などの場で、環境の中にある土壌菌と健康的に触れ合うことが必要になっています。

 

土壌菌は、健康な土で育ったこの農作物を食べたり、土に触れたりすることで口から腸内に入ります。」

 

 

ストレス解消と完全無農薬野菜と土壌菌と一石三鳥ではないですか!

 

この辺から始めるとといいかも

 

 

良い腸内細菌のバランス

 

「腸内細菌のバランスは、よく善玉菌が2、悪玉菌が1、日和見菌が7の割合がよいなどと比率で示されることもあります。確かに善玉菌優勢のほうがよいのですが、むしろ重要なのは、いろいろな菌が雑多にいること。腸内細菌の「多様性」が大切なのです。」と桐村先生。

 

 

ある研究で、健康な人々の腸内環境を調べたところ、彼らに唯一共通していたのが、菌の多様性でした。善玉菌のビフィズス菌ばかりが多い場合でも、多様性が低ければ健康な腸とはいえないといいます。

 

善玉菌が繁殖しやすい腸内環境であることも大切です。

乳酸菌をはじめ、腸内を改善する善玉菌の多くは酸性環境(弱酸性)を好み、こうした環境に整えるには、食物繊維を多く摂ることが有効になります。

 

悪玉菌の一種であるカンジダ菌は、アルカリ性の環境下で増えやすいという特徴があります。糖質を摂り過ぎると腸内はアルカリ性に傾き、悪玉菌が繁殖しやすく、善玉菌がすみにくい環境になります。毎日の食事で腸内環境は変わるのだとか。

 

 

そして腸内細菌の多様性が低下してしまうと、さまざまな疾患のリスクが高まるわけです。

 

今はコロナ禍で殺菌や除菌が第一のような生活になっています。

殺菌、除菌の生活で洗礼された菌だけをヨーグルトやサプリメントから摂取したとしてもバラエティにとんだ菌の多様性を高めることは出来ないといいます。

 

加工食品は今の生活ではなくてはならないものですが、そればかりでは栄養素が限られ多様な菌をとることはできません。つまりピンポイントで、ヨーグルトなどからビフィズス菌乳酸菌がとれてもです。

 

りんご1個には約1億もの土壌菌が付着しているとされ、土で育った農作物を食べることも腸内の多様性につながります。また、乳酸菌でも植物性(漬物やキムチなど)などがありますし、桐村先生も自分の腸内にいる菌を育てる感覚で、バラエティに富んだ食材で食事を組み立てていきましょう、と言っています。

 

発酵食品も鰹節はじめ納豆も、イカの塩辛も、ぬか漬けもくさやも、チーズや味噌、ふなすし・・・・探せば色々でてきそう。

 

 

 

 

あなたがいつも健康で幸せでありますように!

 

いつもありがとうございます。

 

今日もありがとうございます

 

 

 

 

 

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めんどうだわ。。。という方には、

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今日も最後までお付き合いありがとうございました。

 

 

 

 

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