政府の成長戦略の1つの中に、
「女性管理職を管理職全体の30%にする」
というものがある。
どうもピントがずれいている戦略に感じる。
私のまわりの女性に意見をきいてみると、
圧倒的に多いのが、
・非正規雇用の場合は、正規雇用になりたい。
・管理職には、長時間残業と転勤がついてくるので、なりたくはない。
というものだ。
だから、政府が女性の社会進出をすすめるための政策としては、
非正規雇用を正規雇用に転換させる政策なはず。
ただ、
政府自民党は、経団連(安い労働力がなくなる。)から、
民主党は、労働組合(正規雇用者中心の組織)から、
それぞれ反対されているので、
女性の社会進出を、政府も後押ししてますよというポーズでしかなかったりする。