サイバー万里の長城に続く、中国ネット対策「Great Cannon」の存在が明らかに
中国のネット検閲は、中国国内の反中国的サイトだけでなく、国外の反中国的サイトもターゲットにし始めたようだ。
3月末に、共有ウェブサービス「GitHub」が最大規模となるDDoS攻撃を受けダウンした。
4月10日、カナダのトロント大学のCitizen Labは、それが中国の対ネット新兵器「Great Cannon(大炮)」によるものだと発表した。
ターゲットは、GitHubとそれを利用する、中国のネット検閲システムの1つ「Great Firewall(サイバー万里の長城)」について分析と対策をまとめたサイト「GreatFire.org」である。
GreatFire.orgとGitHubに対する攻撃は、百度への特定のトラフィックを乗っ取り、コンテンツを置き換え、攻撃用のJavaScriptコードを埋め込んで、DDoS攻撃は行われていたと分析する。
4月10日、カナダのトロント大学のCitizen Labは、それが中国の対ネット新兵器「Great Cannon(大炮)」によるものだと発表した。
ターゲットは、GitHubとそれを利用する、中国のネット検閲システムの1つ「Great Firewall(サイバー万里の長城)」について分析と対策をまとめたサイト「GreatFire.org」である。
GreatFire.orgとGitHubに対する攻撃は、百度への特定のトラフィックを乗っ取り、コンテンツを置き換え、攻撃用のJavaScriptコードを埋め込んで、DDoS攻撃は行われていたと分析する。
サイバー万里の長城は、簡単に言えば、中国国内のネットワークで完結するシステムだが、Great Cannonは中国国外のネットワークを活用する。
過去にも中国の人権活動家のアカウントを狙い、サイバーアタックをGoogleなどに仕掛けたことがあった。
Great FirewallとGreat Cannonはその攻撃の方法が共通性があるとし、それが中国政府によるものだという証拠としている。
過去にも中国の人権活動家のアカウントを狙い、サイバーアタックをGoogleなどに仕掛けたことがあった。
Great FirewallとGreat Cannonはその攻撃の方法が共通性があるとし、それが中国政府によるものだという証拠としている。
反中国的なサイトは中国国内だろうが国外だろうが取り締まるという意思が見え隠れする。
百度は、中国国内外問わず中国人、華人に人気だが、意図せず百度利用者が攻撃に加担した結果となった。
中国国内ではこれに関する報道はない。
一度はネット検閲についてのニュースを大っぴらに報じていたが、最近になって沈黙を貫き始めた。
百度は、中国国内外問わず中国人、華人に人気だが、意図せず百度利用者が攻撃に加担した結果となった。
中国国内ではこれに関する報道はない。
一度はネット検閲についてのニュースを大っぴらに報じていたが、最近になって沈黙を貫き始めた。
国外のトラフィックを改ざんして攻撃をしたわけだが、他国においては、スノーデン文書により、NSA(米国家安全保障局)の「QUANTUM」、それに英国の「GCHQ」の存在が知られている。
ネタ元:Internet Watch
相変わらず、自国の主義に反することは、
たとえ相手が他国であってもすべてこっそり破壊する中国らしさw
国内のデータ検閲だけじゃなく、諸外国のデータまで監視、
挙句には破壊まで行う。
これって、すでに侵略行為じゃないんでしょうか?