私がアフリカのザンビアという国で
栄養士ボランティアとして
活動していた頃のことです。
私が派遣されたのは、
アメリカはテキサス州にある
教会が母体のボランティア団体が
活動している拠点で、
私はただ一人、
初めての日本人ボランティアとして
参加しました。
周りはみんな、アメリカ人ボランティア。
場所はアフリカとはいえ、
さすがはアメリカ人。
ボランティア滞在用のコテージには
電気、水道を自分たちで調達して、
食べ物もアメリカから
巨大なコンテナで輸送していました。
資金力が違う！と感心したものです。
私も、そのコミュニティの一角を
割り当ててもらっていました。
初めてのアフリカ生活で、
毎日がカルチャーショックの
連続だったのですが、
アフリカンカルチャーと
同じくらい驚いたのは、
アメリカ人の食生活！
親切に、私をディナーに招待して
くれるのですが、
内容は、
・にんじん（冷凍）１かけ
・ソーセージ（冷凍）
・フライドポテト（冷凍）
・パン（冷凍）
・ケーキ（冷凍 巨大かつ緑色のクリームつき）
・コーラ
すべて、冷凍加工食品のオンパレード
大学生のボランティアの女の子の中には、
「野菜が嫌いで物心ついてから
一度も食べたことがない」と
話している子も・・！
物心ついてから一度も野菜を食べずに
よく病気にもならずに
いられるな～とビックリしましたが
（いや、病気だったのかもしれないけど）
アメリカ発の
「野菜を一日350ｇ食べましょう」という運動は、
切実なんだな～と実感したものです。
痩せるコツのひとつに
「食事の際は、野菜から食べましょう。」
というのが、あります。
野菜の繊維質が
体内でクッションになってくれて、
その後で食べる糖質の吸収を
緩和してくれるからです。
でも！
アメリカ人の食事には、
そもそも野菜がない！！！
そりゃあ、
成人の40％が肥満という
肥満大国にもなるわけです。
皆さんも、是非、
食事の中で、必ず一品は
野菜をとってくださいね。
「食事の時は野菜から食べましょう」
と言っても、そもそも
野菜が食卓に無ければ
食べられないのですから。
トマトを切るだけ、
胡瓜を切るだけでも十分です。
冷凍野菜をレンジでチンでも
いいんです。
野菜をとらない食生活は、
すぐには健康被害がでないのかも
しれませんが、
ずっと続けていると、
確実に肥満と病気の
潜在的な原因になることは、
アメリカの数字が証明しています。
ということで、
今日は、アメリカ人の食生活のリポートでした！
もちろん、ヘルシーな食生活を送っている
アメリカ人も、いると思いますが・・・。
Enjoy your Diet