医学部不正入試『ブラックウェルに憧れて』南杏子著
2018年に世間が注目した医学部不正入試発覚を題材にした物語です当時、不正発覚で疑惑の医科大学に調査が入り各大学が調査結果を公表多浪生と女子受験者に対して不利になるようにまた、同窓子女に対しては有利になるよう入学選抜での評価点操作がされるという大変ショッキングで残念な実態が明らかにされたこの報道がなされた時受験生や世間は動揺し憤慨した今でも損害賠償請求で争われている…記憶に新しくショッキングだったあのニュースを内部からの目線で書き下ろされた読み応えバツグンな一冊さぁ、ご紹介します大学初の女性解剖学教授と4人の女子学生たちかつてその不正入試の加害者と被害者であった一度は不合格となった4人再び同じ医学部へチャレンジ翌年見事合格💮まだ自分たちがその被害者であったなんて知る由もなかった…夢を抱いて入った医学部医師への道を順調に進んでゆくが古い体制は彼女らを苦しめた周りの男性医師らからの侮蔑的態度に傷つき負けそうになりながらもひたすら患者へ真摯に向き合う4人時を経て解剖学で女性初の教授は定年を迎え最後の教壇に立つ彼女は長きにわたり胸にしまっておいた不正入試の真実を4人に伝えるそして…クライマックス読んでいて、同じ女性として胸が締め付けられるようなシーンもありましたが、彼女たちの医師への志は誠実で、なんといっても終盤のどんでん返しにスッキリでした〜「ブラックウェルに憧れて」というタイトルの由来も本書の中に書いてあるので楽しみに読んでくださいね「エリザベス・ブラックウェル」の生涯も気になる方は伝記があるのでそちらも超オススメですところで、日本では医学部人気が上昇し続けているのはご存知でしょうか?成績優秀者の多くが医師を目指す傾向だからです最難関受験であるにもかかわらず倍率も年々増加公正公平な評価でたくさんの優秀な人が多くの分野で活躍できる時代になればいいですね本の題名でもある「ブラックウェル」は世界初の女性医師🩺エリザベス・ブラックウェル彼女もまた性差別と偏見の中、ひたすら努力し優秀な成績で医師となった女性現在もアメリカニューヨークにはブラックウェルが設立したニューヨーク病院が別の病院と合併後、移転しニューヨークダウンタウン病院として活躍しています何事も、諦めず決意を持って進む姿には尊敬ですありがとうございましたブラックウェルに憧れてAmazon(アマゾン)1,226〜5,210円