今季初GT500V | GT-Rのブログ

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去年GT500のタイトルを獲得したモーラの柳田真孝&ロニー・クインタレッリ組がPPから逃げ切り、今季初優勝をゲット車王冠24年ぶりにレース距離が1000kmに戻った大会を見事に制した。


絶好調再スタート車DASH!音符

残り15周でセーフティーカー(SC)が入り、スタートから5時間半の間に築いたリードは全て台無し。そんな状況でも昨季王者のクインタレッリは荒れるそぶりを見せなかった。SC解除後は残り12周のスプリントレース。ここで気後れすることなく絶好のスタートを決めると、後続を一気に突き放し、最後は2位に15秒差をつける圧勝で今季初Vんつかんだ。
「SCが入ってマージンがなくなったのは正直ショックだったけど、エンジニアから無線で(もう燃費を気にする必要はない。思い切りプッシュしていいよ)と言われて気が楽になった。それまで全開で走るチャンスはなかったからね。初めてプッシュできてすごく楽しかったよ」とクインタレッリ。最後はクルマの能力を出し切ることができ、アドレナリンが出まくったそうだが、そこに至るまでは長く険しい道のりだった。


7番手まで後退ダウンDASH!


スターターのクインタレッリはPPから快調に飛ばしたが、1回目のピットストップで柳田に代わった後にアクシデントが発生。38周目にGT300クラスの4号車と接触してタイヤを傷つけてしまい、緊急ピットインでトップから7番手まで後退を余儀なくされた。
「自分の判断ミスで左前のタイヤを当て、どんどん空気圧が下がってしまって・・・。あれで(もう優勝はダメかな)と弱気になりかけてたが、今年は1000kmの長丁場。あきらめずに頑張れば何かが起こるか分からないと考え、踏ん張ることにした」と、柳田は切り替えてトップを奪回。闘争心を失うことなく走れた裏にはチャンプの意地とプライドがあった。


ボーナスポイント獲得ひらめき電球キラキラ


今回の優勝によって通常の20ポイントだけでなく、レース1000km距離ならではのボーナス5ポイントも加算。これでランキングは10位から2位に躍進、ランク首位の立川祐路&平手晃平組に4ポイント差と肉薄してきた。
「ここで勝てなければチャンピオンシップが厳しくなると覚悟していましたが、これで権利は残った」と逆転タイトルに闘志を燃やす柳田。開幕から苦しんできた現王者が、伝統のポッカ1000kmで完全によみがえった。