アドベントキャンドル と その意味 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。

アドベントキャンドル。
それは、ヨーロッパではごく一般的なもの。


12月に入ると、クリスマスを迎える前の4回の日曜日に一つずつ灯していき、4回目のキャンドルに火を灯したら、はい、もうクリスマスということです。

今年の12月25日は月曜日なので、24日の日曜日にキャンドルを灯したら翌日がクリスマスという、ちょっと風変わりな感じがします。


これも我が家はやったりやらなかったり、いつも家にあるもので代用していたのですが、うちのスイス人が「アドベントキャンドルをやろう」と毎年言うので、今年はきちんと、キャンドルを立てる板を買ってきました!


キャンドルの色は、赤または白を希望だったので・・・
本来、クリスマスの伝統の赤には、「愛」と「キリストが人々のところにやって来られるように導く光」の意味があるんですが。

そもそも、アドベントクランツと呼ばれるものも、円形状のリースをもみの木やトウヒの枝、ゴールド色の松ぼっくりで飾り付けるもので、私たちの家にあるものは、そもそも円形でもなく、デコレーション用の人口もみの木ですから、伝統からすでに少し外れているので、現代風に何でもありな感じです。


遅ればせながらの、点灯です
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3つめと4つめは、キャンドルは小さいものにしました。
1つめを小さいのにすると、重ねて点灯する分、後で足りなくなるのです・・・


ところで、この4つのキャンドル。
そもそも何故4つなのか、気になり出しました。


Wikipedia”Adventskranz” によりますと、19世紀、貧しい子供達の世話をしていた Johann Hinrich Wichern が、子供達に「クリスマスはいつなの?」と聞かれて、カレンダーがわりに20本の小さな赤いろうそくと、4本の大きな白いキャンドルで木のリースを作った、そうなのです。

その1つずつに ろうそくを灯し、クリスマスがやってくるのを待つ姿を想像してしまいますね。


そして、19世紀初頭までは24本だったろうそくも、第一次世界大戦後には4本になり、現代へと残っているということですね。



この4本のろうそく・・・意味があるようで、こちらのサイト(ドイツ語) より抜粋しますと、



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昔からの慣習としては、希望の象徴として、そして悪を寄せ付けないための守りと意味として。

今日は1つずつに意味があり、

1.予言 - キリストの到来

2.平和 - イエス様の誕生

3.喜び - 真心、親切心の象徴

4.愛 - 神とその唯一の息子の愛の象徴


なんだかこう、意味を知るのと知らないのでは、クリスチャンでなくとも、ヨーロッパのクリスマスに宿る穏やかな心持ちが伝わるようです。





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けどきっとすぐ忘れちゃうから、またいろんなサイト見返そう・・・