スイス生活、最悪の日。〜トラムで転倒④〜 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。



転倒した月曜日の話。
今回の4回目で最後です。


最悪の気分で家路に着いた私は、
唯一の拠り所であるスイス人パートナーに、全てを事細かに説明しました。
怒りも混じりながら、スイスのことも罵りました。



そしたら、


「今さら何ができるか分からないけど、少なくとも、謝ってもらおう。」


と、いうことになったのです。




翌日の火曜日、パートナーがトラム会社に連絡し、ことの状況を話してくれました。


聞いた内容によると、



「負傷した人を路上に1時間も放置するなんてことは、
通常の対応ではあってはならないことで、まことに申し訳ありません。」


と何度も本当に謝っていたそうです。



彼らは自分たちの非を認めて、1週間後に謝罪の手紙が届くことになりました。
その手紙は、1週間もかからないうちに、木曜日に届いたのですが、



「オートバイが入ってきたために、停止せざるを得ませんでした」



ということが書いてあって、それもわかるけど、発車する前によく見とけ!と、やっぱり私は思ってしまいました。




というのも、これまた大学生の頃、原チャに乗っていて、小さな住宅街の交差点で自転車と衝突したことがあります。
その時、事故から数日後の現場検証の際に警察に言われたんです。



「見えなかったって言ってても、交差点に入ってる時点で、ちゃんと余裕持ってゆっくり確認してたら、自転車が来るのが見えるはずだから、ぶつからなかったでしょ。」



その通り!!




このトラムだって一緒です。
別に、死角になっていたわけではないので、ゆっくり周りを見渡してたら、
オートバイが来ることは見えたはずなんです。
だって、オートバイって、めちゃ速いよ??


だから、事実が曲げられている感じがして、運転士の不注意ではなく、
避けられなかった急停止のように書かれていたのが、納得いかない。




かつ、私はあの日、名前も何も聞かれていなかったので、
その報告を受けた私はまだ、虚しい気持ちでいっぱいでした。
謝罪の手紙をもらっても、ジンジンと痛むヒザのデッカい青タンや、たぶん転んだ時にぶつけたせいであろう、目の横の痛みが消えるわけじゃないし、私が味わされた屈辱と怒りと悲しみは癒えることはないんですけど…



まぁ、何もないよりはマシってことでしょうかね?




直接、謝罪してくれるわけでもなく、そんな手紙、いらんわい!!!



と思っていたのですがその数時間後、
鉄道会社の人間から再度、スイス人パートナーに連絡が入りました。
何かと思ったら…




「病院に行かれた際は、治療費を払います」


とあちら側から申し出て来たのです!!!



とにかく、翌日にパートナーの両親から湿布だけはもらって貼っていたので、
病院では骨や目に以上がないか診察してほしかったのと、
あと、湿布をもらいたかったので、
早速、事故から2日後の水曜日、病院へ行って来ました。




「軽く転倒事故にあった」




と受付に言ったもんだからレントゲン室に通されたのですが、まぁ、それは必要ないことを伝えたあと横にやり、ドクターが関節やぶつけたところなどを触診で見てくれました。



異常、ナシ!!!!
(≧∇≦)




子供の頃以来していないようなこけ方をして、結構大きなアザができてしまったので、まだまだ痛みはあるけれど、大きな異常がなくて、ほんとに良かった!!




今日は店頭から6日目の土曜日。
医者に見てもらって安心したし、目の違和感もなくなったし、一安心です。



腑に落ちないところはあるけれど、
最終的に治療費も払ってもらえることになったし、結果オーライでしょう。




あの時、直接、運転しに抗議してよかった。


私にはスイス人のバックがついてんだよ!!!
ナメんじゃねーぞ、コノヤロー!!!


二度とこんなことがないよう、惨めな思いをせずにすむよう気をつけよう。




皆さんも交通機関を利用するときは、お気をつけて。



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しかし、この両ヒザの青タンと共に、週末に戸籍役場婚を控えていた私…



厚めタイツでごまかし、入籍のため、行ってくることになりました…




その話はまた、後日!




戸籍役場の前日、彼ママが持ってきた花。
バルコニーに鎮座…
現在、家が花だらけ!




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