結婚式@オーストリア | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。



金曜日、教室に入ったら、私たちの先生ペーターではなく、違う顔が前に座っていた…


誰や!と思ったら、そうや。
2週間前にぺーたー代わりとして来てた、ミーシャや…


授業、ほんとに退屈でした。




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9月14日土曜日は、オーストリアへ。
うちのスイス人パートナーの両親のゴッドチルドレンが結婚するというので、わざわざオーストリアまで行って来たって次第です。



まぁ、ヨーロッパの結婚式がどのようなものなのかを知る良い機会であるし、結婚式をする当事者たちは個人的にはあまり好きな人たちじゃないけれど、お祝い事だし、めでたいし、前向きに出かけて行きました。


と言っても、戸籍役場での結婚式からのレストランですがね。




新郎と知り合いの私たちは、まず新郎の自宅へ。
3回のキスで挨拶をし、お酒を飲み、知らない人との挨拶も数知れず。
もともと名前を覚えるのが苦手な私にはもう、何が何だか。

あんたら、誰やねん…
興味もないし、二度と会わないと思ったら、挨拶もめんどくさくなる私。
「もうちょっと愛想よくしろよ!」と思われても仕方が無い対応です。




それからしばらくして、今度は新婦をピックアップに行き、そこでもちょっと音楽で雰囲気を出し、踊る人、歌う人…



新婦の家に入ると時、みんなが歌を歌いながら階段を上っていったりしたのですが、「花嫁さんが盗まれないように、早く行こう♬」なんていう歌詞だったらしい。
そして、家に入るときは、「引き取りに来てやったから、お金を払ってよ」とか何とか。
横暴なジョークだな!!!!




ドイツ語ならまだ良かったかもしれないけど、クロアチアかボスニアか、どこかの言葉なので、何言ってんのか、さっぱり。



そして、この後はじめて、新郎新婦がご対面なんですねぇ。



それから、戸籍役場に向かい、入籍の手続きの場に、みーんなで、立ち会います。
この手続きは、たったの15分ほど。
本来は、新郎新婦のほか、証人、家族だけのはずが、100人弱部屋にいたので、キツキツ。
けど、皆が結婚の証人みたいになってよかったのかもしれませんね。
手続きが終わったあとに、個人的にまた、3回のキスで挨拶。
次から次へと人がやってきたから、新郎新婦も大変だったでしょう。
まじ、何回やるねんつーねん。


こういうのをみると、日本人ってラクやな、と思います。
目をちゃんと見て、軽く握手をして、軽くお辞儀をすれば、それで、完璧ですもんね!



外を歩くカップルの後ろ姿はステキでした。


新郎は、TKOの木下の外人バージョンみたい…


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それからです。

裏にあるガーデンで、白鳩を放します!!


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この写真の2人の女性は、今回の式に集まった中で細さNo.2でした。
細いっしょ?


幸せの象徴、白い鳩を放す演出は、良かった!
このケージの中にある鳩、全部、飛ばしてたよ!





この時点で、立ちっぱなしの私の足が早くも悲鳴がちです。



何というんですかね。
日本で結婚式に出たことがある私としては、この段取りの悪さには驚愕ってやつです。
この中庭に、どれだけ参列者を放置しておけば気がすむのでしょう。
しかもイスもない。
座れないし、足も痛いまま。




レストランがまだ、空いてない?
そんなもん最初から、調べとけや!!!!!!!!!!!



レストランに着いてからも、散々。
日本からわざわざ持ってきた、刺繍のスカーフは破れて裂けて、二度と使えない状態になるし、食べるところはレストランではなくどこかのホールやったけど、音楽がサウンドが強くてどんどん鳴り響いて、頭痛があったので、最悪。



この時点ですでに、午後の3時前。
朝は9時頃から一緒にいてお腹もすいてるのに、料理もすぐ出てきいひんし、司会者らしき人物もいないし、「いつ、何が起こるのか」が、まったく分からない。


今までも何回か結婚式を経験して来たけど、こんなに段取りの悪いものは、はっきり言って、見たことがない。



やっとこさ、料理が出てきたと思ったら、軽いバゲット類。
そこから、午後の4時半頃かな。
ようやく、夜のご飯の登場。


しかしそれも、美味しくない…
フライドポテトとサラダが一番美味しかった料理という、悲劇…



こんなの、初めてじゃ!!!



あと、これもボスニアあたりの伝統らしいのですが、音楽が激うるさい。
隣の人が何を話しているのかも聞こえない。
耳を近づけて話すのも、耳にツーンと入ってくるから、大嫌い。
おかげで、耳がおかしくなったではないか。


ただのカラオケ大会みたいな会場。



たばこを吸いに人は外にでるし、もう、めちゃくちゃ!




はっきり言おう!
今までの人生で、一番楽しくない結婚式だった!!
おめでたい席にこんなことは言いたくない!
言いたくないけど、内容はアカンかった!
参列している他の人たちはどうか分からないけど、私にはあのパーティはアカンかった…
これが彼らの伝統だと言うなら良いけれど、私はゴメンだ。

結婚自体はおめでたいことなんやけどねぇ。



まぁ、新郎新婦の移動車は素敵だったけど。


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この車を先頭に何台かで引き連れて移動するんですけど、みんながクラクションをガンガン鳴らすんですね!!
もう、これでもか!ってぐらい、リズムなんかもオマケでつけたりなんかして。


普通にクルマを運転している人たちからしたら、ど偉い迷惑、かと思いきや、これ、ある種の伝統みたいです。


スーパーで買い物したときに、共通に配布されて私たちが胸につけていたコサージュを見たから分かったのか、支払いを済ませた時に、


「よい一日を!」


ではなくえ、


「よい結婚式を!!」



と言われたので、こちらでの結婚式は、周りも受け入れる、たとえ、クルマのクラクションがうるさくとも、受け入れちゃう、そんな感じでした。




来年以降に私たち自身の結婚式を計画しようと思っているのですが、まったくもって、参考になりませんでした。