山の上で還暦誕生日会 | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

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スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。


8/24土曜日は、スイス人パートナーの叔母にあたる人の還暦を祝う、ビッグな誕生日パーティで、山の上のレストランでワインがぶ飲みして来ました!!!!




そのレストランに到着するまでに、1時間~1時間半ほどのハイキングがセットになっていたのですが、この日は天気は最悪。
お昼すぎに家を出発した時は、横殴りの大雨でした。
こんななので、森の中を突っ切るハイキングコースも、足場が柔らかく、滑りやすくなってました。


まぁ、コース自体は登りでも簡単だったので問題なかったんですが、ジョギングシューズはドロドロ、パンツのすそも汚れるしで、最悪!!
誰がこんな雨の日に、好き好んで森をハイキングすんねん!!と思ったけど、目の前のスイス人たちのことだった…(笑)



まぁ、こんな緑の綺麗な景色を楽しめたから、良かったですけどね。


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牛たちもいました、食用でしょう…


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小さな丘でも登ってみれば、それなりに達成感があります!!
まぁ、とにかく景色は綺麗でした。


そして、肝心なレストランの味ですが、めちゃうまままま!!!!
今まで行ったスイスのレストランの中でも(と言っても、比べられる対象がたくさんあるほど、外食もしてないのですが)、群を抜く美味さでした!!!


まずは、スープから。


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クリーミーです!


続いて、サラダ。これも、ドレッシングも◎!
マスカットのカットも入ってたな。


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食べかけですんません…


パーティ始まりのあいさつで、主役の叔母が何か話していて、私はそれを、ほぼ理解できなかったんですが、唯一分かったのが、皆に「来てくれてありがとう」、と感謝の意を述べていたことと、あとで、野外で小さなサプライズを用意しています!というものでした。


このサラダを食べ終わったころ、叔母が、「暗くなるとだめなので、そろそろ外に出てくださーい、さっき話してたサプライズよー!」と言ったので、みんなでゾロゾロと外へ。


すると、写真でだけ見たことのある光景がそこに。
すこし離れたところにたたずみ、アルペンホルンを吹く若者。


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写真の左側にうすく白くかかっているのは、雲ですよ!!!


ふと気づいたのが、あれ、この若者、私の隣に座っていた人!!
誰も知り合いがいなさそうで、なんで一人でこんな山の上のレストランまで来て叔母の誕生日パーティに参加してんだ?と思っていたのですが、なぞがとけました。




演奏が終わったあと、この、スイスのナショナル楽器、アルペンホルンを触り、体験させてもらいました!
アルペンホルンには初めてふれたのですが、今回演奏していたのは経験5年目の好青年で、普段は機械修理工で、サックスとこのアルペンホルンが趣味なんだそうです。
彼が演奏していたのは、炭からできたアルペンホルンで、重みはほとんどなく、重厚な見た目とはまったく違い、とても軽かったです。
便利なことに、7~8個のパーツに分けて運ぶことができるのだそうですよ。



ちなみに演奏後、レストランの席にもどり、隣にいたこの青年にさらに話を聞いたのですが、一般的かつ伝統的なアルペンホルンは、木でできているらしく、そうなると、7~8キロほどになるそうですよ。
めちゃ重いですね!!!
それでも3つくらいには解体して持ち運びはできるんだそうです。


とても貴重な経験させてもらいました。




このあとは、激ウマのローストビーフを食べ、


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デザートも出て来て、コーヒーと至福の時!!!


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もう夜中の0時をまわろうというころ、ライトで足下を照らしながら、来た道は暗くて不可能なので別ルートで山をくだり、この村に置かれている、軍隊用の宿舎で、眠りにつきました。



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スイスドイツ語には、まったく持って、理解できなくてイライラさせられましたが、山の上のレストランにはネットがあったこと、そして、おいしいもん食べて、ちょっと人とも会話して、楽しい1日でした!
普段、まったく出かけない私たちなので、こういうプチ旅行も、良かったなぁ[みんな:01][みんな:02]