ブレイズメス1990 (講談社文庫)/講談社

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既にブラックペアンは読んでいるので普通にその続きのつもりで読んでたんですが、そしてブラックペアン同様ブレイズメスも単品で十分面白いのですが。
なにしろバチスタシリーズに出てくる脇役の人たちの若かりし頃の話なもんで、彼らが出てくるたびにバチスタの描写がよみがえって時間軸が狂ってくるし、公開手術とか須磨さんの本に出てきたような話が出てきて(明らかにネタ元はこの取材だろう~!)どこからがフィクションなのかだんだんわからなくなって、ものすごく頭が混乱してます。
脇役のキャラクターがここまでしっかりしてるのに、こんなに出し惜しみしながら書けるってすごい。
桜宮サーガとはよく言ったもので、これはもう一度バチスタシリーズを読み返さないといけません。
今読んだら確実に物語の見え方が違うはず。
ちなみにこの小説を読みながらオケの曲を聞くとすごくしっくりきます。
割と重さのある曲がいい感じです。
今日はツェムリンスキーのシンフォニエッタがいい味出してました。
カップリングの人魚姫は童話が題材なだけにちょっと相性が悪かったな。
なんとなくチャイコフスキーとかラフマニノフがお供に良さそうな気がします。