つりぼり百番勝負’11 再燃②
それはまるで寄せては帰す波のやうに。
わたくしの心の水面を揺らすのでした………。
朝からの釣行では最近恒例なりつつあるわたくしの排泄行為。
しかしながら今このタイミングでトイレに駆け込むのは「釣りキチ五平」こと「パックン」(リア・ディゾン離婚報道に「ダンナに『ポイ』されちゃったのね」となかなか上手い事言ったにも関わらず無反応を決め込むムカつく41歳)に大きく水をあけられる危険性を孕んでいます。
しかし前回の勝負では二度の爆撃行為を行うも見事に勝利し「釣りキチ三平」のタイトルを奪取したのも事実。
ここは勝利への好条件とわたくしは弱気な己の括約筋に鞭打って釣りに集中する事にしました。
それでも、ルアーの色、重さなどなど落ち着いて判断し「今はこれ!」と3つ程のルアーを導き出しました。
するとわたくしに当に「入れ食い」とも言うべき『爆釣タイム』が舞い降りたのです。
おそらく横でシブい釣りを続ける五平の目にはわたくしがさながら「ゲームセンター・あらし」、そう「管釣りポンド・あらし」のように映った事でしょう。
勿論わたくしとしてはドヤ顔などせずにただただ黙々と魚をあげ続ける三平としての「王者の風格」を見せつける事に専念しました。
確実に開ききった五平との釣果。
わたくしはおもむろに竿を起き、元気な声で五平に告げるのです。
「う〇ち!」
「そこでしちゃえば」
大して面白くないそのボケに、わたくしは五平の心のヒビを感じとったのでした。
今日は………イケる………。
【つづく】
