つりぼり百番勝負’11 再生①
管理釣り場「東山湖フィッシングエリア」に営業時間の6時を少々回って到着しました。
辺りは既に明るくなり始めていましたが、如何せん寒い。
「-3~4℃」はあながち嘘ではないようです。
「RG」(老眼)を抱える「パックン」(「宇佐美ゆかりは『みゆき』役だったんだぞ!」と更にマニアックなうんちくを挟み込む40over)こと「現・釣りキチ三平タイトルホルダー・三平師匠」は既に自宅でタックルをセッティング済。
わたくしこと「現・釣りキチ五平」は自販機の灯りを頼りにセッティングするも思いの外時間がかかるのでした。
「すんません。三平師匠。」
「いやいや。焦らんでいいよ。ろくな事無いから。」
これが勝ち続ける男の余裕でしょうか?
否!
タダの「RG」の産物と心に刻み込んで、復讐の炎に油をガンガン突っ込むわたくしなのです。
今年の初戦。
この先一年間を占う大きな意味合いと、そしてここ「東山湖フィッシングエリア」は昨年、ダブルスコアにてパックンを下した場所。
しかし前回のライントラブルでの惨敗の反省からラインを「PE」に戻し、確実に勝負をものにする体制を整えました。ここは少々時間がかかれど準備はしっかりと行わなくては。
「すんません。お待たせしました。」
「よし…じゃあ…その辺から。」
クラブハウス前から釣行。
今日は差し合ったって目標があるのです。
「ファースト・フィッシュ」、出来れば「セカンド」と立て続けに上げる事です。
そう出来れば必ずや三平師匠は焦りでリトリープの速度が上がり、「釣りキチ三平」はおろか、「釣れナイ三平」、「三ペイペイ」と化し、スタート直後の差でダブルスコアの勝利も有り得るのです。
わたくしは怨念とも言うべき念を送りながら竿を振り出しました。
いつもならばここ「東山湖」は、その魚種の多さからタナを選ばずとも何かしらがヒットする楽しい釣り場なのですが、今日は様子が違うようです。
「何かガリガリ……あ、凍ってら。」
あまりの寒さに竿先は糸が導く湖水で凍り、リトリープがままならなくなってしまうのです。
さすがに周りのアングラー達もこの寒さには困っているらしく……
「げっ!凍ってる……」
「しょうがないよ、竿先は」
「違う違う!!湖面……」
嗚呼。
広すぎて気がつきませんでしたが湖の3分の1程は氷に覆われているではありませんか。
この寒さは確実に魚達を深いところへ誘っているのでは………。
ヒット!!
小ぶりのコーホーですがファースト・フィッシュには変わりない。
わたくしは小躍りして
「いーだろ!?いーだろ!?うひゃひゃひゃあ!」
と三平ペイの前に躍り出たい願望を押し殺し、
「いやはや………やっとだよ」
と大人の対応で三平ペイを見ました。
「………」
何も言わない三平ペイ。
セカンドも我が手にして、一気に「三ペーペー」へと変身させて…。
と思った刹那。
肌で感じていた寒さに加えて視覚的に訴えて来る寒さにわたくしのデリケートエリアが蠢くのを感じました。
【つづく】
辺りは既に明るくなり始めていましたが、如何せん寒い。
「-3~4℃」はあながち嘘ではないようです。
「RG」(老眼)を抱える「パックン」(「宇佐美ゆかりは『みゆき』役だったんだぞ!」と更にマニアックなうんちくを挟み込む40over)こと「現・釣りキチ三平タイトルホルダー・三平師匠」は既に自宅でタックルをセッティング済。
わたくしこと「現・釣りキチ五平」は自販機の灯りを頼りにセッティングするも思いの外時間がかかるのでした。
「すんません。三平師匠。」
「いやいや。焦らんでいいよ。ろくな事無いから。」
これが勝ち続ける男の余裕でしょうか?
否!
タダの「RG」の産物と心に刻み込んで、復讐の炎に油をガンガン突っ込むわたくしなのです。
今年の初戦。
この先一年間を占う大きな意味合いと、そしてここ「東山湖フィッシングエリア」は昨年、ダブルスコアにてパックンを下した場所。
しかし前回のライントラブルでの惨敗の反省からラインを「PE」に戻し、確実に勝負をものにする体制を整えました。ここは少々時間がかかれど準備はしっかりと行わなくては。
「すんません。お待たせしました。」
「よし…じゃあ…その辺から。」
クラブハウス前から釣行。
今日は差し合ったって目標があるのです。
「ファースト・フィッシュ」、出来れば「セカンド」と立て続けに上げる事です。
そう出来れば必ずや三平師匠は焦りでリトリープの速度が上がり、「釣りキチ三平」はおろか、「釣れナイ三平」、「三ペイペイ」と化し、スタート直後の差でダブルスコアの勝利も有り得るのです。
わたくしは怨念とも言うべき念を送りながら竿を振り出しました。
いつもならばここ「東山湖」は、その魚種の多さからタナを選ばずとも何かしらがヒットする楽しい釣り場なのですが、今日は様子が違うようです。
「何かガリガリ……あ、凍ってら。」
あまりの寒さに竿先は糸が導く湖水で凍り、リトリープがままならなくなってしまうのです。
さすがに周りのアングラー達もこの寒さには困っているらしく……
「げっ!凍ってる……」
「しょうがないよ、竿先は」
「違う違う!!湖面……」
嗚呼。
広すぎて気がつきませんでしたが湖の3分の1程は氷に覆われているではありませんか。
この寒さは確実に魚達を深いところへ誘っているのでは………。
ヒット!!
小ぶりのコーホーですがファースト・フィッシュには変わりない。
わたくしは小躍りして
「いーだろ!?いーだろ!?うひゃひゃひゃあ!」
と三平ペイの前に躍り出たい願望を押し殺し、
「いやはや………やっとだよ」
と大人の対応で三平ペイを見ました。
「………」
何も言わない三平ペイ。
セカンドも我が手にして、一気に「三ペーペー」へと変身させて…。
と思った刹那。
肌で感じていた寒さに加えて視覚的に訴えて来る寒さにわたくしのデリケートエリアが蠢くのを感じました。
【つづく】